それはそれは大昔のこと。
「かもめのジョナサン」という本が大ヒットしたことが
ありました。
さすがの私もまだ子どもだったんですけど、そのとき
テレビかなにかで、
「この作者はこの一冊で、一生遊んで暮らせる財産を
手に入れた、しかし日本では同じくらいヒットしてもそうは
ならない」といっていたのを覚えています。
日本と海外では税制がまったく違うから。
（でもそのぶん保健とか、日々の保障はある、はずだったんですが。）
スピルバーグやルーカスが、黒澤明さんのおうちをたずねられて、
あの偉大な世界のクロサワが何でこんな小さい家に住んでいるんだ！
と驚愕した、という話もありますよね。
ルイ・ヴィトンが日本を席巻しだしたころ、いわゆる海外通の
方が、「ヴィトンを持って電車に乗るなんて考えられない。
ヴィトンはそもそも、おかかえ運転手がいるようなクラスの人が
持つブランドです」とおっしゃってました。
海外では、セレブリティと一般大衆の間には、利用する
レストランからブティックからなにからなにまで、
たぶんきっちりと線引きがされていて、
日本ではやってる”セレブごっこ”みたいなことはありえないん
でしょうね。んでたぶん、”ユニクロ着てヴィトン持つ”なんて
ことはありえないというか、もう、許されないんでしょうね（^^:）。
そもそも持つものと持たざるものに分かれやすい社会で、
格差がはっきりと存在する。
だから、はっきり「上」である海外のお金持ちは、「下」である
社会に奉仕する責任がある。
それゆえ海外のセレブはチャリティ活動に熱心なわけですね。
その分税制も優遇されてるのですね。
（パパラッチに追われる、みたいな事も、娯楽の提供というか
有名税としてその中に含まれているのでしょうか。）
プロスポーツの有名選手もそういうセレブリティに
含まれますよね。ものすごい契約額とか、移動は自家用
ジェットとか。
しかしそういう状況でははない日本人選手は、億単位に達した
年俸が大きく取り上げられても、その半分は税金に
持っていかれるのだから、夢のような大金持ちには
所詮なりません。そりゃ大きいけど、宝くじに当たった程度。
普通の日本人に把握できる程度のお金持ち、ですね。
そんな状況で、「高給をもらえる立場だから社会に還元する」
という姿勢をとってる選手は、やっぱり偉いと思います。
で、いわゆるnoblesse obligeを果たして、たくさんの寄付金を
している和田君ですが、以前、「月の小遣い１０万円ですよ」って
愚痴を言っていました。
今年の契約更改での年俸２億２千万でしたっけ？
そんだけもらってるのに月に１０万…。かすみちゃん、見上げた
しっかり者。
（和田君の奥様はもとグラビアアイドル、中○かすみさん、
平成の河合奈保子さんみたいなかわいらしさでしたが、こういうタイプは
実はしっかりしてるだろうな、と結婚会見のとき思いました。）
あのキレイなお顔でそんな切実なこと愚痴る和田君が情けないというか
気の毒というか。
野球選手はお付き合いが派手だろうし、後輩がどんどん増えてくる
立場だし、１０万円じゃキツいかもしれません。
検討してあげてほしいなーと、人事ながらちょっと思って
おりました。
そんなさなか、日本ハムの中田選手が…そもそも規格外の発言が
多くてびっくりですが、月の小遣い３０万円、それでも全然
足りないという発言をされた、という報道がありました。
よく読むと、高い買い物をしたから足りなくなったというお話
でしたが、たぶんその話を聞いていた記者さんの仲に、その
半分でもお小遣いをもらってる方はいらっしゃらなかったと思います。
だからつい、記事の文章に悪意がにじんでしまうのは
いたしかたないのかも（^^;）。
「月３０万円で足りない」という、その感覚自体は正しいとは
思いませんし、しょうがない子だなーと思うけど。
ドラ１ルーキーなんてちやほやされて当たり前、
こういう感覚を持ってプロ入りしちゃった子はたぶんたくさん
（…たぶんホークスにも。）いただろうと思うので、その点は
とやかく言いません。
痛い目にあってからわかることもあるだろうし、
痛い目にあわないのならそれだけの才能があったということだろうし。
（ワーキングプアの現状がますます厳しくなっているこの時代に、
その発言自体が痛いという気はしますけど。
プロ野球選手という職業自体どれだけリスキーなものか、
今の日本は一度正社員という「正規ルート」を外れたら
戻ることがどれだけ困難になっているか、ちょっとくらいは
この若者に知ってほしいです。）
だけど、おこづかいが和田君の三倍。と思ったら、どうしても
笑ってしまいました。笑ってごめんね和田君。
１５００万円で３０万なら、２億２千万ってえーと、１４倍？
中田君の感覚なら月の小遣い４２０万円という計算になりますよ（^^;）。
年収やん。
んで、中田君はやはり、指名できなくてよかったと思います。
この先きっとすごい選手になるんだろうけれど、それでも。
だってうちの監督と相性がいいとはとても思えませんもの（^^;）。
うちの校風、じゃなくてチームカラーにあいません。
ハムさんなら自由だから大丈夫なんでしょう。
きっとあのドラフト会議のとき、残りくじ二枚、どっちにしようか
迷われて、結局はずれを選んでしまったのは、（この子はうちには
合わない）という神様の思し召しが、監督の手を引っ張ったの
だわ。と勝手に思っています。
んで、文章全体の最初と最後が空中分解していることをおわびいたします。
ブログってなんか時間に追われてダメですわ。
今日書き終わらなきゃいけないわけじゃないのに、なんかいけないような
気がして書きなぐってしまいますね。
「かもめのジョナサン」という本が大ヒットしたことが
ありました。
さすがの私もまだ子どもだったんですけど、そのとき
テレビかなにかで、
「この作者はこの一冊で、一生遊んで暮らせる財産を
手に入れた、しかし日本では同じくらいヒットしてもそうは
ならない」といっていたのを覚えています。
日本と海外では税制がまったく違うから。
（でもそのぶん保健とか、日々の保障はある、はずだったんですが。）
スピルバーグやルーカスが、黒澤明さんのおうちをたずねられて、
あの偉大な世界のクロサワが何でこんな小さい家に住んでいるんだ！
と驚愕した、という話もありますよね。
ルイ・ヴィトンが日本を席巻しだしたころ、いわゆる海外通の
方が、「ヴィトンを持って電車に乗るなんて考えられない。
ヴィトンはそもそも、おかかえ運転手がいるようなクラスの人が
持つブランドです」とおっしゃってました。
海外では、セレブリティと一般大衆の間には、利用する
レストランからブティックからなにからなにまで、
たぶんきっちりと線引きがされていて、
日本ではやってる”セレブごっこ”みたいなことはありえないん
でしょうね。んでたぶん、”ユニクロ着てヴィトン持つ”なんて
ことはありえないというか、もう、許されないんでしょうね（^^:）。
そもそも持つものと持たざるものに分かれやすい社会で、
格差がはっきりと存在する。
だから、はっきり「上」である海外のお金持ちは、「下」である
社会に奉仕する責任がある。
それゆえ海外のセレブはチャリティ活動に熱心なわけですね。
その分税制も優遇されてるのですね。
（パパラッチに追われる、みたいな事も、娯楽の提供というか
有名税としてその中に含まれているのでしょうか。）
プロスポーツの有名選手もそういうセレブリティに
含まれますよね。ものすごい契約額とか、移動は自家用
ジェットとか。
しかしそういう状況でははない日本人選手は、億単位に達した
年俸が大きく取り上げられても、その半分は税金に
持っていかれるのだから、夢のような大金持ちには
所詮なりません。そりゃ大きいけど、宝くじに当たった程度。
普通の日本人に把握できる程度のお金持ち、ですね。
そんな状況で、「高給をもらえる立場だから社会に還元する」
という姿勢をとってる選手は、やっぱり偉いと思います。
で、いわゆるnoblesse obligeを果たして、たくさんの寄付金を
している和田君ですが、以前、「月の小遣い１０万円ですよ」って
愚痴を言っていました。
今年の契約更改での年俸２億２千万でしたっけ？
そんだけもらってるのに月に１０万…。かすみちゃん、見上げた
しっかり者。
（和田君の奥様はもとグラビアアイドル、中○かすみさん、
平成の河合奈保子さんみたいなかわいらしさでしたが、こういうタイプは
実はしっかりしてるだろうな、と結婚会見のとき思いました。）
あのキレイなお顔でそんな切実なこと愚痴る和田君が情けないというか
気の毒というか。
野球選手はお付き合いが派手だろうし、後輩がどんどん増えてくる
立場だし、１０万円じゃキツいかもしれません。
検討してあげてほしいなーと、人事ながらちょっと思って
おりました。
そんなさなか、日本ハムの中田選手が…そもそも規格外の発言が
多くてびっくりですが、月の小遣い３０万円、それでも全然
足りないという発言をされた、という報道がありました。
よく読むと、高い買い物をしたから足りなくなったというお話
でしたが、たぶんその話を聞いていた記者さんの仲に、その
半分でもお小遣いをもらってる方はいらっしゃらなかったと思います。
だからつい、記事の文章に悪意がにじんでしまうのは
いたしかたないのかも（^^;）。
「月３０万円で足りない」という、その感覚自体は正しいとは
思いませんし、しょうがない子だなーと思うけど。
ドラ１ルーキーなんてちやほやされて当たり前、
こういう感覚を持ってプロ入りしちゃった子はたぶんたくさん
（…たぶんホークスにも。）いただろうと思うので、その点は
とやかく言いません。
痛い目にあってからわかることもあるだろうし、
痛い目にあわないのならそれだけの才能があったということだろうし。
（ワーキングプアの現状がますます厳しくなっているこの時代に、
その発言自体が痛いという気はしますけど。
プロ野球選手という職業自体どれだけリスキーなものか、
今の日本は一度正社員という「正規ルート」を外れたら
戻ることがどれだけ困難になっているか、ちょっとくらいは
この若者に知ってほしいです。）
だけど、おこづかいが和田君の三倍。と思ったら、どうしても
笑ってしまいました。笑ってごめんね和田君。
１５００万円で３０万なら、２億２千万ってえーと、１４倍？
中田君の感覚なら月の小遣い４２０万円という計算になりますよ（^^;）。
年収やん。
んで、中田君はやはり、指名できなくてよかったと思います。
この先きっとすごい選手になるんだろうけれど、それでも。
だってうちの監督と相性がいいとはとても思えませんもの（^^;）。
うちの校風、じゃなくてチームカラーにあいません。
ハムさんなら自由だから大丈夫なんでしょう。
きっとあのドラフト会議のとき、残りくじ二枚、どっちにしようか
迷われて、結局はずれを選んでしまったのは、（この子はうちには
合わない）という神様の思し召しが、監督の手を引っ張ったの
だわ。と勝手に思っています。
んで、文章全体の最初と最後が空中分解していることをおわびいたします。
ブログってなんか時間に追われてダメですわ。
今日書き終わらなきゃいけないわけじゃないのに、なんかいけないような
気がして書きなぐってしまいますね。
