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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[マクロビオティック] 食生活について語ろう

2021年02月09日 | 美容ダイエット

・マクロビオティックMacrobiotics まくろびおてっく

  マクロビオティックとは、西洋医学の父、古代ギリシャの哲学者ヒポクラテスが「偉大なる生命」を 指して使った言葉で、「マクロビオス」からといわれる。マクロ(大きな・長い)、ビオ(生命)、ティック(術・学)の言葉から構成し、古代ギリシャ語で大いなる生命「食を汝の医とし、医を食とせよ」 という哲学を元にし「長く健康的に生きるための方法」を意味する。

1970年代に欧米を中心として肉食中心の食生活を見直す動きが起こりオーガニックOrganic、無漂白を原則として広まり話題となった。もともとは、日本人の桜沢如一(ゆきかず)氏(1893~1966)が、日本古来の食養生に中国の易の陰陽を融合した実用的な哲学として、1928年に提唱し、まずは欧米を中心に広まり広く知られるようになった。

日本の伝統食をベースにした自然食で肉や乳製品、砂糖は控え季節の穀物や野菜を食べ、自然との調和の取れた穀物、玄米、菜食に近いものを取り入れる食事法とし、地産地消、スローフードともつながっている。

およそ4つの要素より構成し、

1.その土地で取れる旬のものが体によいとする「身土不ニ(しんどふじ)」人も植物も全て生まれた環境と一体であるという考えから、土地の産物を旬の時期に食べることによって、身体のバランスが整えようというもの。季節ごとの旬を口にすることが、健康につながっている。

2.皮をむかずにそのまま食べる「一物全体」 丸ごと食べることによって身体のバランスが保たれる。たとえば、玄米を、野菜は皮も葉も根も全体を、魚も頭から尾まで丸ごと取ることで、おいしく栄養的価値の高い食事ができる。皮まで摂取するためには有機栽培されたものを選ぶ必要がある。食品添加物、農薬、遺伝子組み換え食品などを避けて選ぶ。有機栽培の食物で素材の持ち味をいかした調理法が求められる。

3.穀物、豆類、野菜、海草を中心とした「穀物菜食」 人間が本来持つ、自然のバランスを取り戻す、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を多く含む理想の食生活を目指している。

4.陰性、陽性の食物のバランスをとる「陰陽の調和」食の陰と陽のバランスは、陰陽とは、中国の易経にある考え方にある。この陰陽を人間の健康や、それを支える食べ物に適用するのも、マクロビオティックのポイントになる。陰陽の偏りがないよう、バランスに注意すること。

現在、いわば逆輸入のような形で伝わったものであり日本で話題になってきた経緯は、日本で欧米型の食生活に傾く傾向で、生活習慣病の増加が懸念され深刻な状況になっていることが背景としてある。昔ながらの日本の食生活を見直す食事方法として、注目を集めた。

 

 

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