・6月の食の記念日 June food anniversary 6がつのしょくのきねんび
食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月、月初めに配信させていただいておりますのでご期待ください。
ということで、今月は、6月に記念日が設けられている食・食品についてです。
6月 食育月間
食育月間食育基本法に基づき2006年3月末に決定した食育推進基本計画において定められた。食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し食育の国民への浸透を図ることとしている。
1日 麦茶の日
日本麦茶工業協同組合(全麦茶)が1986年(昭和61年)に制定した。 夏に向けて麦茶のおいしくなる季節の始まりでありPRするため、麦茶の原料となる大麦の収穫時期にあたり、夏への「衣替えの日」でもあることから設けられた。
1日 氷の日
江戸時代、旧暦の6月1日に加賀藩が将軍家に氷を献上し「氷室(ひむろ)の日」として祝っていたことにちなんで日本冷凍事業協会が制定している。
1日 チューインガムの日
平安時代に、元日とこの日に餅、大豆、ごまめ、干し柿などの固いものを食べ「歯固め」する風習があり、これにちなみ1994年(平成6年)に日本チューインガム協会が制定した。
1日 梅の日
1987年(昭和62年)のこの日、大阪摂津市の財団法人梅研究会が梅の良さを知ってもらおうと制定。6月が青梅が出回る時期で、梅の実が熟す最初の日が6月1日ということから。
なお和歌山紀州梅の会で梅干の消費を促すことから2006年4月に6月6日を「梅の日」に制定している。
4日 虫歯予防デー
6月4日(むし)の語呂合せから日本歯科医師会1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)まで実施していたものでさまざまの経緯をたどり1958年(昭和33年)からは厚生省がこの日から1週間を「歯の衛生週間」として、虫歯予防の運動を行い虫歯予防デーが復活している。
6日 ローカロリーな食生活の日
毎日の食事のカロリーについて興味を持つことで、賢く健康的な食生活を送ってもらうことを目的に、低カロリー食品の通信販売代行の株式会社アイケイ(愛知県)で「ローカロリー」の語呂合わせで6と6の重なりに「ムリしないで、ダイエット、食事制限する」「ムダなカロリーを摂取しない」の意味を込めてメタボリック症候群の解消を目指し6月6日を平成19年 5月に決めている。
6日 ミルクキャラメルの日
1899年に森永製菓は創業時、端に「キャラメル」としてバラ売りされ、一粒/5厘。ミルクキャラメルとしての発売が1913年(大正2年)でミルクキャラメルの日とし2000年(平成12年)に制定ている。
6日 梅の日
1545年の「賀茂神社」の例祭で、梅が奉納されたとの記録が宮中の 文献にあるといい、例祭があった6月6日を「梅の日」に決めた。和歌山紀州梅の会で梅干の消費を促すことから2006年4月に制定した。
6日 らっきょうの日
旬であり、漢字の「六」は土の中で成長していく姿をイメージ、数字の「6」がらっきょうの姿に似ていることなどより、6が並んだこの日を「らっきょうの日」に選び、岩下食品で2012年から、記念キャンペーンを実施している。
10日 無糖茶飲料の日
「無(6)糖(10)」の語呂合せにより健康への関心が高まる中、無糖茶飲料にもっと注目をと伊藤園が制定した。
10日梅酒の日
6月の入梅の時期より梅酒の原料となる青梅の収穫がピークを迎えるため、チョーヤ梅酒が毎年の入梅の日を「梅酒の日」と2004年(平成16年)に制定している。
15日生姜の日
生姜の神を祀る波自加彌神社で「はじかみ大祭」(生姜祭り)が行われる日である事を由来として2009年日本記念日協会に永谷園で登録・制定している。
16日 和菓子の日
平安時代の無病息災、健康を祈願し848年(嘉祥元年)の6月16日に仁明天皇が16個の菓子や餅を神前にお供えとし元号を嘉祥(かじょう) と改めた日であることから年中行事として行われるようになった。
江戸時代には武家の間でもこの日に、当時の通貨「嘉祥通宝」16枚で菓子を買い、縁起をかつぐのが習わしになったといわれる。故事の経緯より1979年(昭和54年)に全国和菓子協会が設立している。
16日 麦とろの日
「む(6)ぎとろ(16)」の語呂 合わせにより栄養バランスが高く夏バテ解消効果もある「麦とろごはん」の 普及を図る日として麦ごはんの会が2001年(平成13年)に制定した。
18日 おにぎりの日
日本最古のおにぎりの発掘が石川県能登半島に位置する旧鹿西(ろくせい)町(現・中能登町)が記念日登録をし制定。旧鹿西町の町おこしに6月は鹿西の「ろく(6)」から、さらに毎月18日に制定の「米食の日」から取って6月18日が「おにぎりの日」として制定している。
第3日曜日 さくらんぼの日
最盛期を迎えるこの時期に、さくらんぼの産地である山形県寒河江(さがえ)市が「日本一のさくらんぼの里」をPRするために1990年(平成2年)の3月に制定した。さくらんぼの種とばし大会などの行事も行われる。
第3日曜日 父の日
子供たちが父親を敬うための日としてアメリカ・ワシントン州で始まった。 1909年(明治42年)に、ワシントン州のジュン・ブルース・トッド夫人が父の思いを受け継ぎ、母の日のように父親にも感謝する日を制定しようと、亡き母に代わって運動したのがきっかけで生まれ全米に広がった。
20日 ペパーミントデー
北海道北見市のまちづくり研究会が特産の薄荷(はっか)をPRしようと、「20日(はっか)」の語呂合わせで1987(昭和62)年に制定。北見地方は最盛期の昭和10年代前半には、世界の薄荷の約70%を生産していた。
夏至と同日 冷蔵庫の日
(社)日本電気工業会が夏至は梅雨の真っ只中で食生活に注意するときで梅雨から夏にかけて冷蔵庫が活躍する時期でもあり、冷蔵庫の点検をしてもらおうという趣旨で1985年(昭和60年)から夏至の日を冷蔵庫の日としている。
22日 カニの日
大阪のカニ料理専門店「かに道楽」が1999年(平成11年)に制定。この日が蟹座の初日となることから。また「か」は50音順で6番目、「に」は22番目になることから定めた。
29日 佃煮の日
全国調理食品工業協同組合が平成16年より6月29日を「佃煮の日」と制定。 正保3年(1646年)6月29日は、佃煮と縁のある東京の佃島に住吉神社が造営された日ということです。 佃煮は、江戸・佃島の猟師さんたちが、湾内で採れる小魚を煮込んで保存食にしたのが始まりと伝えられていることより設けられた。
月に関係なく、毎月その日を食の記念日としています。
毎週第1日曜日ミカンの日
毎月8日・18日・28日米の日
毎月9日くじらの日
毎月10日植物油の日
毎月11日麺の日
毎月12日豆腐の日
毎月12日パンの日
毎週第3日曜日鮎の日
毎月15日お菓子の日
毎月15日惣菜の日
毎月15日中華麺の日
毎月15日苺の日
毎月18日米食の日
毎月19日食育の日
毎月20日ワインの日
毎月21日漬物の日
毎月22日ショートケーキの日
毎月23日天ぷらの日
毎月24日鰹節の日
毎月27日ツナの日
毎月28日鶏の日
毎月29日肉の日
毎月30日味噌の日
毎月31・最終日そばの日
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。