・モリブデンMolybdenm もりぶでん
元素記号Moとする。体内で、必須ミネラルとしては肝臓、腎臓、骨、皮膚に多く、酸化還元、糖質、脂質、アミノ酸・尿酸代謝に関与する酵素として存在する。日本人では平均100μg/1日摂取している。多量に体内に取りこまれると中毒として成長障害がある。ギリシャ語で鉛を意味するmolybdosに由来する。
元素記号Moとする。体内で、必須ミネラルとしては肝臓、腎臓、骨、皮膚に多く、酸化還元、糖質、脂質、アミノ酸・尿酸代謝に関与する酵素として存在する。日本人では平均100μg/1日摂取している。多量に体内に取りこまれると中毒として成長障害がある。ギリシャ語で鉛を意味するmolybdosに由来する。
モリブデンの鉱石は輝水鉛鉱(きすいえんこう)で、銅の副産物として多くが米国の鉱山で産出している。モリブデンの殆どが、ステンレス鋼の生産に使われ近年ハイブリッドカー、電子基盤、液晶パネルなどで薄板の使用が増加している。モリブデンはイオウと結合しやすく石油からイオウを取り除くのにも使用する。
人体では、必須元素で、体重1kgあたり約0.1mg含む。 2020年の食事摂取基準は、推定平均必要量15~20μg/日、推奨量20~30μg/日、耐容上限量500~600μg/日と定めている。
牛肝臓94μgや豚の肝臓120μg、卵5μg、生乳5μg、茹で小豆98μg、乾燥小豆210μg、マメ類100-400μg、玄米64μg/100gなどに多く含む。人での欠乏症の報告は無い。欠乏しても過剰摂取でも、成長障害を起こすといわれる。
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