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[タウリン] 食生活について語ろう

2021年03月15日 | 美容ダイエット

・タウリンTaurine たうりん
  人体では、体重の0.1%(体重50kgで50g)が筋肉、心臓、肝臓、脳内、目の網膜に存在し交感神経を抑制するのに働き含硫アミノ酸の一つでメチオニン、システインの代謝産物として存在する。別名2-アミノエタンスルホン酸2-Aminoethanesulfonic acidともいう。1827年牛の胆汁より発見、遊離の状態で動物組織に見出した。

甲殻類(えび300mg・かに)、軟体動物(たこ800mg・いか150~1200mg・貝類[さざえ1500mg、とこぶし、かき1100mg、蛤、帆立貝680mg])、魚の血合い(赤身の濃い部分)の筋肉部分に多く100g中に1.5g~0.1g(100mg)含む。海藻類にも含むが、地上の植物にはタウリンを見出していない。

熱に強く、水溶性、アルコールに不溶でエネルギー代謝に関与し肝臓の働きを良くし胆汁の分泌を促す。カテコールアミンCatecholamineの分泌を抑制し中性脂肪、血圧を低下させる。コレステロールは、肝臓で分解され胆汁酸に変わってその胆汁酸がタウリンと組み合わさったものがタウロコール酸Taurocholic acidで胆汁として胆のうに蓄えられる。心筋からCa.Kが失われるのを防ぐ作用がある。尿中に排泄されている。

一日の摂取量は500mgが目安とし、栄養補助食品、医薬品で1,000mg~3,000mg/1日量で、高ビリルビン血症(肝機能強化)治療薬とし使われる。過剰摂取により下痢、おう吐の報告がある。鎮静、インスリンの分泌促進(糖尿病予防)、有害物質除去、視力強化する。

 

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[初版:2020.1.20]

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