gooブログはじめました!

健康的食生活のための情報を発信です。
1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[素肌美人] 食生活について語ろう

2020年06月09日 | 美容ダイエット

素肌美人 
  慶応義塾大学薬学部の水島徹教授らは、熊本大学、名古屋大学、(株)再春館製薬所の共同研究により、42℃温めのお風呂で素肌美人と意外な生活習慣がシミやシワから肌を守ることを明らかにしていました。
2012年8月7日にマウスの皮膚をやや暑めに温めると紫外線によるシワが防げるという研究結果についての発表でした。研究内容は皮膚科学の米国科学雑誌「Journal of InvestigativeDermatology」に掲載し、さらにテレビでの報道もあったようです。
シワ予防と体温の関係でヒートショックプロテインHeat Shock Protein(熱ショックプロテイン:HSP)のシワ予防効果が、ちょっとした工夫でシワが防げるのではないかということがマウスを使った実験で明らかにしています。

今回の研究では、マウスに紫外線を当てて人工的にシワを作るということから実験を行っています。
37度と42度のお湯にマウスの皮膚を5分間つけた後に週に3回紫外線を当てる作業を10週間継続し、シワの形成を調べました。
37度の場合は明確なシワが発生しましたが、42度では、細胞が熱等のストレス条件下にさらされた際に細胞を保護するタンパク質の一群であるヒートショックプロテインHeat Shock Proteinが増加しシワがほとんど発生しませんでした。

また、そのマウスの背中の皮膚を42度のお湯に55分間つけることで、熱などのストレスから細胞を守るHSP70 などのヒートショックプロテイン(HSP)が増えることを発見しました。その後、HPSは6時間後をピークに通常の1.5~5倍程度まで増え、約24時間後に元に戻りました。

HSPには種類があり、特にHSP70は細胞を保護する作用が最も強いHSPとして注目しています。HSP70を常に生産できるように遺伝子操作をした特殊なマウスでも、同様にシワの発生が抑えられたといいます。
これらのことから42度のお風呂に5分浸かることでHSP70が盛んに分泌され、 紫外線によるシワの発生を防ぐことを示していると研究チームでは話しています。
マウスと人間の皮膚の構造はよく似ているので、研究チームでは人間も皮膚を42度に温めればシワを予防する効果ができるとしています。
42度というのは入浴には温度が高めなのでさらにHPSを増やす方法をいろいろと研究していきたいとのことです。
病気で体温が38℃ともなると、その時に働くタンパク質が体を治していますが、そのタンパク質が常に働いているとシワなどの予防になり美しく保てたり体を強く保てるのではないかというのです。
東京ガス都市生活研究所・千葉大調べで42度のシャワーで視力、疲労が回復したというデータもあるようです。
さらにHSP70を増やす天然物を模索して、ヤバツイ(野馬追)やルーマニアアルニカ、チューリップエキスという植物の成分が安全にHSP70を増やすことを発見しています。これらを配合した化粧品を再春館製薬所から発売しているようです。

さらに、HSP70はコラーゲンを分解するタンパク質を減らすことも発見しています。
HSPには、コラーゲンの生産を助けるHSP47というタンパク質があり、温熱によるシワの抑制にはHSP47が働きが考えられ研究を進められています。

熱めのお風呂に浸かることで代謝促進によりコラーゲンの生成が促進され、さらにコラーゲンの分解まで抑制する素肌美人のアンチエイジングが期待できそうです。

 

 

 ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 

 

 

 

この記事についてブログを書く
« [山桃] 食生活について語ろう | トップ | [しゃこ] 食生活について語ろう »

美容ダイエット」カテゴリの最新記事