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Strange Brew

"Strange Brew"is a 1967 song by British supergroup Cream.

ERIC CLAPTON LIVE AT BUDOKAN 2025  2025年4月18日19時開演

2025-04-21 11:51:04 | ライブ
Wilson PickettのIn The Midnight Hour、The BeatlesのBirthday、George HarrisonのMy Sweet Lordが掛かって客電が落ち、ステージにライトが当たって、Eric Clapton、バンド全員が登場。
素晴らしい公演でした。今回は、特にEric Claptonだけでなくバンドメンバーの力を感じました、前回もそうでしたがNathan Eastのベースがバンドの核になっていると感じます。”Can't Find My Way Home”での Nathan のヴォーカルも良かったですね。Chris Stainton、Tim Carmonの二人のキーボードもソロパートもあり大活躍していたことが印象的でした。Doyle Bramhall IIのギターは右利き用に張った弦をそのまま、左利きに持ち替えてアップストローク中心に弾く姿はいつ見てもアクロバティックで面白いしフレーズも独特でClaptonのギターとの相性もとても良い様に思います。オープンニングナンバーの”White Room” でのSharon White、Katie Kissoonのバックヴォーカルも良かった。Sonny Emoryのドラムスもとても安定していました。
今回の公演も半分がブルーズナンバー、ブルーズは古くならないEric Claptonがその普遍性を証明しています、1936年、1937年にRobert Johnsonによって録音された曲カバー”Kind Hearted Woman Blues”、”Cross Road Blues”、”Little Queen of Spades”は90年近く経った今回の公演でも魅力は失っていなかったのです。
“Key to the Highway” 、”I'm Your Hoochie Coochie Man” 、”Motherless Child” 、”Nobody Knows You When You're Down and Out”を演ってくれたことも嬉しかったです。最新アルバムから”The Call”をAcousticで演ってくれたのも良かった、Acoustic Setの時のNathan Eastのウッドベースがまた良いのです。兎に角アンコールの”Before You Accuse Me”まで大満足の二時間でした。



Eric Clapton  Live at Budokan 2023 ライブレポート

2023-04-24 12:12:05 | ライブ
Eric Clapton  Live at Budokan 2023 ライブレポート
2019年以来4年ぶりとなるEric Claptonの来日公演、武道館公演も1974年から今年最終公演の4月24日でトータル武道館102回目となるという記念すべきライブツアー。4月22日(土)17時からの公演に行ってきました。

今回もとても素晴らしい公演でした。
今年1月10日に亡くなったジェフ・ベックを追悼して演奏されたと思われる、ジェフ・ベックと同じオリンピックホワイト(クリーム色)のストラトで弾くオープニングのインストゥルメンタル曲の“Blue Rainbow”、9曲目のトラディッショナルフォークソングの“Sam Hall”はとても美しい曲で感情が込められていました。
他の曲は毎回のお馴染みの曲が多いのですが、J.J. Caleの“Call Me the Breeze”を聴けたのも良かった。必ず演ってくれる私の好きな“Key to the Highway”、“Nobody Knows You When You're Down and Out”もギターはもちろんですがクラプトンのヴォーカルが良いですね。
やはりクラプトンはBLUESが良いです、特にAcoustic Setの1曲目“Kind Hearted Woman Blues”、NATHAN EASTのウッドベースとクラプトンのアクゥスティックギター、そしてヴォーカルが素晴らしかった。
今回は前回以上にとてもバンドとしてのまとまりがあり、音の良さを感じることができました。特にベースのNATHAN EASTがバンドとしての安定感と心地良さをもたらしていると思います。また、CHRIS STAINTON、PAUL CARRACKの二人のキーボード奏者が大活躍していました。
左利きのDOYLE BRAMHALL IIが右利き用のギターをそのまま使ってアップストロークを多用して弾く姿はとてもアクロバティックで見ていて面白くフレーズも独特で良かった。クラプトンも今回はギターをピックで弾かず指で弾くことが多かった様に思います。
SONNY EMORYのドラムは、正確にリズムを刻み、無駄がない。バックボーカルのSHARON WHITE,KATIE KISSOONの声もとても良かった。“I Shot the Sheriff”の時、手持ちカウベルを叩きながら歌う姿がカッコいい、もっと前面に出てきて欲しかったと思います。アンコールは“Layla”を期待した人が多かったみたいですが、PAUL CARRACK のヴォーカルがフィーチャーされた“High Time We Went”も良かったです。
今回も会場が一番盛り上がったのは、“Cocaine”でした。


Member of 2023Japan tour
ERIC CLAPTON〈G./ Vo.〉,CHRIS STAINTON〈Key.〉,DOYLE BRAMHALL II〈G./ Vo.〉
NATHAN EAST〈B.〉,PAUL CARRACK〈Key. / Vo.〉,SONNY EMORY(〈Dr.〉
SHARON WHITE〈Back Vo.〉,KATIE KISSOON〈Back Vo.〉

Tour: Live at Budokan 2023
APR 22 2023 Eric Clapton Setlist
Electric Set I:
Blue Rainbow
Pretending
Key to the Highway
(Charles Segar cover)
I'm Your Hoochie Coochie Man
(Willie Dixon cover)
I Shot the Sheriff
(The Wailers cover)
Acoustic Set:
Kind Hearted Woman Blues
(Robert Johnson cover)
Nobody Knows You When You're Down and Out
(Jimmy Cox cover)
Call Me the Breeze
(J.J. Cale cover)
Sam Hall
([traditional] cover)
Tears in Heaven                      Kerry落ち
Electric Set II:
Badge
(Cream song)
Wonderful Tonight
Cross Road Blues
(Robert Johnson cover)
Little Queen of Spades
(Robert Johnson cover)
Cocaine
(J.J. Cale cover)
Encore:
High Time We Went
(Joe Cocker cover)