Strange Brew

"Strange Brew"is a 1967 song by British supergroup Cream.

Eric Clapton  Live at Budokan 2023 ライブレポート

2023-04-24 12:12:05 | ライブ
Eric Clapton  Live at Budokan 2023 ライブレポート
2019年以来4年ぶりとなるEric Claptonの来日公演、武道館公演も1974年から今年最終公演の4月24日でトータル武道館102回目となるという記念すべきライブツアー。4月22日(土)17時からの公演に行ってきました。

今回もとても素晴らしい公演でした。
今年1月10日に亡くなったジェフ・ベックを追悼して演奏されたと思われる、ジェフ・ベックと同じオリンピックホワイト(クリーム色)のストラトで弾くオープニングのインストゥルメンタル曲の“Blue Rainbow”、9曲目のトラディッショナルフォークソングの“Sam Hall”はとても美しい曲で感情が込められていました。
他の曲は毎回のお馴染みの曲が多いのですが、J.J. Caleの“Call Me the Breeze”を聴けたのも良かった。必ず演ってくれる私の好きな“Key to the Highway”、“Nobody Knows You When You're Down and Out”もギターはもちろんですがクラプトンのヴォーカルが良いですね。
やはりクラプトンはBLUESが良いです、特にAcoustic Setの1曲目“Kind Hearted Woman Blues”、NATHAN EASTのウッドベースとクラプトンのアクゥスティックギター、そしてヴォーカルが素晴らしかった。
今回は前回以上にとてもバンドとしてのまとまりがあり、音の良さを感じることができました。特にベースのNATHAN EASTがバンドとしての安定感と心地良さをもたらしていると思います。また、CHRIS STAINTON、PAUL CARRACKの二人のキーボード奏者が大活躍していました。
左利きのDOYLE BRAMHALL IIが右利き用のギターをそのまま使ってアップストロークを多用して弾く姿はとてもアクロバティックで見ていて面白くフレーズも独特で良かった。クラプトンも今回はギターをピックで弾かず指で弾くことが多かった様に思います。
SONNY EMORYのドラムは、正確にリズムを刻み、無駄がない。バックボーカルのSHARON WHITE,KATIE KISSOONの声もとても良かった。“I Shot the Sheriff”の時、手持ちカウベルを叩きながら歌う姿がカッコいい、もっと前面に出てきて欲しかったと思います。アンコールは“Layla”を期待した人が多かったみたいですが、PAUL CARRACK のヴォーカルがフィーチャーされた“High Time We Went”も良かったです。
今回も会場が一番盛り上がったのは、“Cocaine”でした。


Member of 2023Japan tour
ERIC CLAPTON〈G./ Vo.〉,CHRIS STAINTON〈Key.〉,DOYLE BRAMHALL II〈G./ Vo.〉
NATHAN EAST〈B.〉,PAUL CARRACK〈Key. / Vo.〉,SONNY EMORY(〈Dr.〉
SHARON WHITE〈Back Vo.〉,KATIE KISSOON〈Back Vo.〉

Tour: Live at Budokan 2023
APR 22 2023 Eric Clapton Setlist
Electric Set I:
Blue Rainbow
Pretending
Key to the Highway
(Charles Segar cover)
I'm Your Hoochie Coochie Man
(Willie Dixon cover)
I Shot the Sheriff
(The Wailers cover)
Acoustic Set:
Kind Hearted Woman Blues
(Robert Johnson cover)
Nobody Knows You When You're Down and Out
(Jimmy Cox cover)
Call Me the Breeze
(J.J. Cale cover)
Sam Hall
([traditional] cover)
Tears in Heaven                      Kerry落ち
Electric Set II:
Badge
(Cream song)
Wonderful Tonight
Cross Road Blues
(Robert Johnson cover)
Little Queen of Spades
(Robert Johnson cover)
Cocaine
(J.J. Cale cover)
Encore:
High Time We Went
(Joe Cocker cover)


THE BEATLES GET BACK THE ROOFTOP CONCERT 映画

2022-02-10 21:32:10 | 映画
2月9日(水)名古屋ささしまの109シネマズで映画“THE BEATLES GET BACK THE ROOFTOP CONCERT ”を観てきました。IMAXの大画面で観るゲットバックセッションは音も画面も大迫力でした。約400人収容のシアターはほぼ満席という大人気です。
最初にアップル・コアの屋上 でGET BACKの音が出た途端、BEATLESの凄さを実感しました。Dig A Ponyではジョンのギターのリフ、そしてヴォーカルに心を打たれます。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ、やはりとてつもないメンバーが揃ったバンドだったんだと思います。 このゲリラライブではBilly Prestonの存在が極めて重要だったことも分かりました。素晴らしいエレクトリックピアノ、そして終始にこやかな表情、ジョージ、ジョンとポールとの間の、緊張感が解れます。
あまり好きではなかったアルバム“Let It Be”が、映画で、The One After 909、Don't Let Me Down、Dig a Ponny、I've Got a Feeling、Get Backを聴いてすっかり変わりました。


映画 サマー・オブ・ソウル

2021-09-22 17:54:57 | 映画

映画サマー・オブ・ソウル

(あるいは、革命がテレビで放映されなかった時)

ウッドストックと同じ1969年の夏、160キロ離れた場所で、もう一つの歴史的フェスティバルが開催されていた。30万人以上が参加したこの夏のコンサートシリーズの名は、“ハーレム・カルチャラル・フェスティバル”。このイベントの模様は撮影されていたが、映像素材はその後約50年も地下室に埋もれたままになっていた。今年ついに50年の時を経て甦った。

出演は

スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、ザ・フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか

 

「サマー・オブ・ソウル」、私は3回観てきました。とても良かったです。1969年という時代に黒人の強いメッセージと共に創り出された素晴らしい音楽、文化、観客の活き活きとした表情が、観るものを感動させます。

フィフス・ディメンション”輝く星座~レット・ザ・サンシャイン・イン”エドウィン・ホーキンス・シンガーズ”オー・ハッピー・デイ(Ft.ドロシー・モリソン)、デイヴィッド・ラフィン”マイ・ガール”グラディス・ナイト&ザ・ピップス”悲しいうわさ”などヒット曲のオンパレード。フェスティバルの一番人気はスライ&ザ・ファミリー・ストーンです。シング・ア・シンプル・ソング、エブリデイ・ピープル、1969年2月15日から3月14日にかけてビルボード・Hot 100の1位を4週連続で記録していました。

ザ・ステイプル・シンガーズは主役です。”Help Me Jesus “”It’s Been a Change”、マヘリア・ジャクソン&メイヴィス・ステイプルスで歌う”Precious Load,Take My Hand”。急遽、マヘリアと共演することになったメイヴィスの語りと共にこの映画のハイライトでした。モンゴ・サンタマリア、ウォーターメロン・マン、レイ・バレット、マックス・ローチ、アビー・リンカーン、ヒュー・マセケラ、ラテン、ジャズ、アフリカンリズムと多様な音楽が交わった楽しい音楽祭だったことが判ります。

そして、ニーナ・シモン、存在感が違います、”バックラッシュ・ブルース”、”To Be Young,Gfted & Black”

力強いピアノと共に深く沁みわたる声。1961年黒人として初めてジョージア州立大学に入ったシャーレイン・ハンターさんが寮の1階に入った時、2階の女子学生たちが嫌がらせで床を叩いた時、ニーナ・シモンを聴いて挫けなかったと言っていましたが、多くの黒人たちに勇気と誇りをもたらした、ニーナシモンの音楽は素晴らしいです。シャーレイン・ハンターは1969年には、ニューヨーク・タイムスの記者として活躍しており、当時一般的だった「ニグロ」から「BLACK」、呼称を変えさせたと語っています。まさに、大きな変革の時だったのです。

最後は、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの「ハイヤー」です。

エンドロールで流れる曲は、ザ・チェンバース・ブラザースの"HAVE A LITTLE FAITH"でした。

丁度、スティービー・ワンダー等が出演した1969年7月20日にアポロ11号が月面に着陸しました、その時のインタビューで黒人の観客が「科学の進歩にはなっただろうが、カネの無駄だ。この地球の、この国の恵まれない人々に使うべきだ」と答えています。史上初めて人類を月に着陸させることに成功したアポロ宇宙船、世界中が沸いていると思っていましたが、こんなに冷静に考えている人たちがいたのです。貧困、格差、差別、50年前と何も変わっていないと私たちに問いかけます。監督のアミール”クエストラブ”トンプソンの才能に感心しました。

 

1969年の「ハーレム・カルチャラル・フェスティバル」の模様をハーレムに住んでいた、フォトジャーナリストの #吉田ルイ子 さんが撮っている。ハーレムの黒い天使たち HARLEM:BLACK ANGELSの中に載っていた。写真はメイヴィス・ステイプル、バックには牧師のジェシー・ジャクソン、主催者のトニー・ローレンス、マヘリア・ジャクソンもちらっと見える。この時、メイヴィスは、マヘリア・ジャクソンと一緒に"Precious Lord,Take My Hand"を感動的に歌い上げた。


トラベラーズノートリフィル自作

2019-10-24 21:47:46 | ライブ

トラベラーズノートリフィルの自作

無印良品のセール品のノート50円で購入。カッターでカットし幅を揃えるとトラベラーズノートにぴったり合う。

無印良品でチケットホルダーも買い、サブノートとして使用。

 

 


TEDESCHI TRUCKS BAND  SIGNS 2019 TOUR 6/12(水)  Zepp Nagoya

2019-06-16 10:40:30 | 音楽

TEDESCHI TRUCKS BAND  SIGNS 2019 TOUR 6/12(水)  Zepp Nagoya

会場のゼップ名古屋、開場前から長蛇の列、1時間前にTシャツとパンフを購入しておいて良かかったです。

そして午後6時半から入場、私は、前から3列、ステージ左の良い席だった。1階後方のスタンディング席から2階席まで超満員。ジョンフォガティと共演予定があるためか、開演前はジョン・フォガティのナンバーが流れていました。

そして7時、いよいよ開演 幕開けはニューアルバムから表題曲Signs, High Times、バンドの音の塊にいきなり圧倒されました。Kofi Burbridgeと言う天才が亡くなって、TTBは大丈夫かなとの少し心配していましたが、一層パワーアップした様に思います。

今回特に良かったのは7曲目のTaj Mahal (Sleepy John Estes)のLeaving Trunk、8曲目Elmore Jamesの The Sky Is Crying、9曲目Dr. John のI Walk on Guilded Splinters、7曲目と9曲目はMike Mattisonがリードヴォーカル。いずれも魂のこもった演奏で感動しました。コーラスもブラスもドラムスもみんな演奏レベルが高く夫々のパートのアドリブも本当に楽しめました。デレクのギターはやはり凄い、右手の指、左手のスライドバーの動き、神業です。Do I Look Worriedではメンバー全員の音が電源を落としたようにピタッと止まったのも面白かったです。

Member

Derek Trucks / Guitar Susan Tedeschi / Guitar & Vocals Gabe Dixon / Keyboards & Vocals Tyler Greenwell / Drums & Percussion J.J. Johnson / Drums & Percussion Brandon Boone / Bass Guitar Mike Mattison / Harmony Vocals Mark Rivers / Harmony Vocals Alecia Chakour / Harmony Vocals Kebbi Williams / Saxophone Elizabeth Lea / Trombone Ephraim Owens / Trumpet

Setlist

Signs, High Times Do I Look Worried I'm Gonna Be There When Will I Begin Keep On Growing (Derek and the Dominos cover) All the World Leaving Trunk (Sleepy John Estes cover) The Sky Is Crying (Elmore James cover) I Walk on Guilded Splinters (Dr. John cover) Let Me Get By Show Me (Joe Tex cover) Encore: Don't Keep Me Wonderin' (The Allman Brothers Band cover) Made Up Mind