毎年恒例の初夢のお話です。
今年は年末から睡眠時間を確保できたことから、朝方にはたくさんの夢を見ました。色々な夢を見たのですが、ほとんど覚えていません。その中でも、唯一しっかり覚えていた夢が今年の初夢でした。
ふと気が付くと、私の側に小鳥がやってきました。
私はテーブルについて、何かの作業をやっていたと思います。黒と黄色のコントラスが美しいその小鳥は、テーブルの上に留まって、私の顔を見ています。
私は、一緒のテーブルについていた誰かに、「これはキビタキです」と紹介しました。その誰かは「これがキビタキかぁ」とため息をつきました。
テーブルの上のキビタキは喉元が黄色いだけでなく、頭の上も明るいオレンジが混ざった美しい黄金色をしていました。私に向かって軽く頭を下げ、その頭頂部を見えてくれました。
私たちは、太陽のように輝くキビタキの頭部の美しさに、しばらく目を奪われました。それから飼い犬や飼い猫にするように、キビタキの頭に頬を寄せ、間近でキビタキの美しさを眺めました・・・。
以上が今年の初夢でした。
実際のところ、キビタキの頭部は黄色くありません。これは、昨年見た、「キクイタダキ」の記憶が混ざったのかもしれません。
さて、「黄色い鳥の夢」が何を暗示しているかをインターネットで調べてみると、おおむね良好のようです。
明るい印象の夢の場合、「感性が豊かになっている」や「発想力が上昇している」等がキーワードが出てきます。逆に暗い印象の夢だと「自己顕示欲の高まり」という黄色信号の暗示があるそうです。
その他、「小鳥」や「やってくる」「懐く」は吉夢の暗示とのことです。さらに、燃える太陽のようなキビタキの美しい模様は「金色の鳥」ということで、金運を暗示している可能性もあります。
こんな初夢を見た原因には心当たりがあります。
年末に、職場の方とキビタキの話をしました・・・。そりゃあ、夢にも出てくるでしょう。
それから、年も押し迫った12月30日に、お仕事がひとつ成功しました。ほんの小さな成功ですが、私にとっては苦心を繰り返し、はっと閃いたことを試した結果得られた、一滴の露のような、黄金に輝く小さな金貨のような大切な成功です。しかし、職場は既に年末休暇に入っており、誰にも報告できていません・・・。そりゃあ、夢にも出てくるでしょう。
どうやら、今年の初夢は年末の出来事がそのまま夢に反映されたようです。
とは言え、「黄色い鳥」「小鳥」等、たいへん縁起の良い初夢であったことには違いありません。「自己顕示欲に注意」という暗示も含めて、丸っと飲み込んで一年をやっていこうと思います。
そういえば、紅白歌合戦では鈴木雅之さんが「夢で逢えたら」を歌っていましたね。
私の小さな成功を褒めてくれた昨夜のキビタキに、もしまた夢で逢えたら、昨夜の出来事にお礼が言いたいです。
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