こんばんは。
皆さん、新聞やニュースの報道でご存知かと思いますが…
先の土佐清水市議会議員選挙に係り、永野裕夫氏の後援会事務所において土佐清水市の職員等の個人情報が選挙に不正使用されていたことが分かりました。
9月2日付けで市長から送付された謝罪文によりますと、「結果として永野裕夫氏の個人情報の不正な取扱いにより皆様に対して多大なるご迷惑とご心配をおかけすることとなったもの」とのことです。
以下、その謝罪文の内容です。
令和4年9月2日
○○様
土佐清水市長 泥谷 光信
令和4年8月28日執行の土佐清水市議会議員選挙に係る事務分掌表掲載の個人情報の不正利用について
うえのことについて、○○様が去る令和4年8月21日に受信された令和4年8月28日執行の土佐清水市議会議員選挙に係る候補者永野裕夫氏の後援会事務所が送信した携帯電話番号を利用したSMS(ショートメッセージサービス) による投票依頼の事案に関し、本市において事実関係を確認いたしましたので、経緯等についてご説明させていただきます。
まず、第一に今回のSMSの送信対象となった皆様の個人情報(今回の事案においては個人の携帯電話番号) は、本市総務課において、今年4月に作成した事務分掌表 (特別職、一般職、会計年度任用職員等の所属部署、担当する業務内容、住所及び電話番号を記載した職員名簿)を基に利用されていたことが確認されました。
この事務分掌表を基に、永野裕夫氏の後援会事務所において、氏名の苗字部分の「あ行〜な行」の範囲の職員152名に対し、投票依頼のSMSを送信したものであります。
なお、当該 SMS の文面には「この度の市議会議員選挙において市職労 (土佐清水市職員労働組合の略称) より指示(支持の誤字と思われる) 協力をいただきました永野ひろおです。」と記述がありますが、永野裕夫氏は今回の選挙において市職労の支持協力は得ていたものの、受信された方の中には市職労とは全く無関係の方も多数含まれており、今回の SMS の事案に関し、市職労は全く関与していないことが確認されております。
当該事務分掌表は、市議会議長職にある永野裕夫氏に対し、危機管理上等緊急を要する状況等のやむを得ない場合に限り利用を可能とする条件で市から交付したものであり、平時における利用や今回のように選挙活動に利用することは当然ながら想定されておらず、明らかに利用条件に反する不正利用であります。
職員からは、事務分掌表を作成するにあたり職務上必要な場合に備えて電話番号及び住所の個人情報を提供されているものであり、これが職務とは全く無関係の選挙に利用されたことは、自身の全く与り知らないところで許可した憶えのない事柄に個人情報を利用されたことであり、これに対し恐怖を感じ、市に対する不信感や疑念を抱くことは想像に難くないところであります。
結果として今回のことは、永野裕夫氏の個人情報の不正な取扱いにより皆様に対して多大なるご迷惑とご心配をおかけすることとなったものであります。 このことは、 誠に遺憾であると同時に、市としても市が交付した事務分掌表を利用され発生した事案であることから、結果として、皆様にご迷惑とご心配をお掛けしてしまいましたこと、本当に申し訳なく、皆様には心からお詫び申し上げます。
なお、市として事務分掌表の在り方についても今一度見直しを行い、今後同様の事案が二度と発生しないよう再発防止策を徹底し信頼回復に努めていりますので、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
以上ですが…
この事案は、個人情報保護条例及び公職選挙法に抵触する可能性があるのではと考えます。
数ヶ月後に選挙を控えている永野裕夫氏に対し、なぜ市職員等全員の個人情報を渡す必要があるのか?
まず、災害発生時等の有事において、防災計画の関係機関に議会は入っておりませんし、災害緊急時に議長が市職員等全員の個人情報を使って何をすると言うのでしょうか?
全く理解できません。
様々な憶測が飛び交っていると思いますが、議会としても見過ごすことはできない事案です。
この事案について、何か情報をお持ちの方はお知らせください。
ei_shimizu@yahoo.co.jp
宜しくお願いいたします。