どんな花が咲くのでしょう。。

こんばんは。

今日、所用で向かった先のおばあちゃんと少し話をしました。

私が3歳の時、40代で早くも亡くなった祖母の知り合いでした。。

おばあちゃんは現在、旦那さんに先立たれて子どももいない。

一人暮らしのおばあちゃんは、花が好きで色々と世話をしている話や、入り口の鉢に植えられた花について目を輝かせて説明してくれた。

これ、ここにもつぼみがあるろ？

ここにも、ここにも。

これは、焼津にいた時に・・・

当時、この花は珍しい花で、とても気に入って欲しかったけど値段が高くて買えなかったので、我慢しながら毎日お店で見ていたそうです。。

ある日、夕方家に帰ってきた夫が、「おもてを見てみい」と言ったので、何やろと思い外に出たらこの花が置いてあった。

旦那さんの顔を見ると、

「お前が好きな花やろう。」

と言われたそうです。

毎日お店でこの花を見ている妻のことを旦那さんは知っていたのでした。

涙が出ました。。優しい旦那さんやね。

愛する妻を残していく旦那さんの気持ち、そんな優しい旦那さんがいなくなってしまうおばあちゃんの気持ち。。

毎年その花が咲くたびにその日のことを思い出すのでしょうね。。

「私が逝ったらあんたに頼む」と言ってくれたけど、まだまだ長生きして、それまでにいっぱい話をしようね。

今日は良い話を聞かせてくれてありがとう。。
おばあちゃん(^^)