健康には菜耕! 

北海道に生まれ育ち、四季折々大地の恵みと自然美豊かな充実の日々
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土木遺産 No.21. 第3雨竜川橋梁

2018-12-08 | 北海道選奨土木遺産

   

      北海道選奨土木遺産カード
選奨No.21 名称:第3雨竜川橋梁                   カード:2018.7.18見学、撮影:同日
所在地 雨竜郡幌加内町字政和 第一  R275 道の駅 「森と湖の里ほろかない」まで2Kmの看板右手
竣工年 昭和6年(1931年)
選奨年 平成21年度(2009年)
選奨理由 道内初の吊足場式架設工法の採用と輸入鋼材板桁の採用など、経済性と工期短縮を考慮した昭和初期の
地方鉄道建設を伝える橋梁。
沿革や緒元 形式:吹雪防止林(樹種:ドイツトウヒ) 規模:684ha(防護延長路線左右計12.7Km)
形式 完成:1942(昭和17)年12月 管理者:北海道旅客鉄道株式会社
カード状況 配布中 2015/ 8/3
カード略号 B=橋梁/D=ダム/H=港湾/Rd=道路/Rv=河川/Rw=鉄道/P=発電/W=水道/O=その他
配布場所 〒074-0492 雨竜郡幌加内町字幌加内4699 幌加内役場 0165-25-2121
カード  
   
                   
   
   
メモ 「JR深名線第三雨竜川橋梁」のあらまし    (掲示板より転記)
  この橋梁は1931(昭和6)年竣工以来1995(平成7)年廃線までの64年間、幌加内町の政治・経済・文化
  の動脈としての役割を担った深名線の最難関工事の橋梁です。延長100.97メートル中央部には、1930(昭
  和5)年に制作された長さ45メートルのトラス橋が架かり、その前後には1899(明治32)年にイギリスか
  ら輸入された長さ12.9メートルの桁橋が4組かかっています。橋台・橋脚はコンクリート製で、橋梁の敷
  設工事に際しては谷や急流にはばまれて足場の構築が困難なため、北海道内としては初めてのケーブル
  エレクション(吊橋場式架設)工法が採用されました。また、この橋梁は工学的にも歴史的にも極めて
  高い価値を有しているだけでなく、ポンコタン渓谷に静かに佇むその絶景美は、道行く人の心に安らぎを
  与え、往時を偲ばせてくれます。この橋梁が多くの町民、幌加内町を故郷とする皆さん、そして縁のある
  たくさんの方々の熱い声援を受けて保存されることになったものであり、私達はこの貴重な文化遺産が
  教育や観光の資源として末永く利活用されることを願って止みません。     2007(平成19)年8月
  旧JR深名線第3雨竜川橋梁保存会
写真集⑴  
   
        
   
   
   
   
写真集  
   
               
   
   
   
   

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