土木遺産 No.15 千歳川の王子製紙水力発電施設群

 

北海道選奨土木遺産カード
推奨No.15	名称：千歳川の王子製紙水力発電施設群     　カード：2018.3.31見学、撮影：同日
所在地	千歳市水明郷
竣工年	明治43年（1910年）～昭和16年（1941年）
選奨年	平成19年度（2007年）
選奨理由	北海道に於ける水力電力開発黎明期を代表する現役稼働の水力発電施設群。
	新聞用紙等の国内供給力の質と量の飛躍的向上を支えた。
沿革や緒元	放水路：斜面距離365m/落差130ｍ　出力：第一ダム10000Kw（2500Kw×4基型式）
形式	発電開始：1910年5月28日
カード状況	配布再開　2017/12/25
カード略号	B＝橋梁/D＝ダム/H＝港湾/Rd＝道路/Rv＝河川/Rw＝鉄道/P＝発電/W＝水道/O＝その他
配布場所	〒066-0282千歳市水明郷　王子製紙（株）千歳第１発電所　　0120-25-2143
通常カード
メモ	冬期間不凍湖の支笏湖から流れ出る千歳川の水を利用し、次の5ヵ所の発電所が次々と
	建設された。(ここ数年、支笏湖の表全面が凍結するようになったが…）
	第一発電所＝明治43年、第二・・・＝大正5年、第三・・・＝大正7年、第四・・・＝
	大正9年、第五・・・＝昭和16年。その総発電量は36,800Kw。
	建設されたのは、第一～第二～第五～第三～第四の順。これら発電所の電力は現役で
	いまも王子製紙（株）へと送電されている。
現地写真集