お陰様で、生かされている日々を、丁寧に過ごしています。ご縁に感謝します。

作家、看護師の岡本理香、肺がんの母を看取り、自身のリンパ性白血病ステージⅣ診断。活動休止、コツコツ療養しています。

間違いなく、私は私だ

2010年08月22日 | 摂食障害
「あれは、何だったんやろ」

昨日の面談。
回復した彼女の言葉。

それやで。その言葉。
私も死んだらアカンに書いた。
回復過程を綴った多くの著者たちも、書いている言葉。

ほんま、これなんよね。
この言葉が出ると、本物やわ。

さなぎから、蝶になる、思春期、青年期のアイデンティティ確立の葛藤。

大人になるために、心的エネルギーを外へ内へと爆発させる時期やさかいね。

摂食障害に助けられて、フォアクロージャーから抜けるために、もがいた。
父親のようなぶれない主治医とひたすら娘を信じて見守ってくれていた母親。

この辺りのエピソードは、またメルマガで書こう。

先週から、大学の受講が始まった。
6コマを楽しんだ。

学んできたことの再認識という感じの内容。

改めて思う。
主治医は、すごい関わりを維持してくれたんだなって。
0歳児から18歳まで。

改めて思う。
私は、すごい恵まれた環境にいたんだなって。
今は47歳。

改めて思う。
「自分は他者とは違う自身であり、一人しかいない」
「過去、今、未来ずっと自分である」
安心できるもの、確かなもの、頼りになるものが土台を作り、自分は自他から認められているものであり、時を超えて一定であるという感覚。

間違いなく、私が歩んできた。
間違いなく、私は私だ。



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