サザンの曲に泣かされて

サザンが年内で一旦活動中止をすると言ってますが
このサザンが昔から好きでした。
小さいころから年の離れた兄姉の影響もあって
私は物心ついたときからサザンを聞いてました。
そして、昔からサザンが近くにある生活が普通
でした。

若き女子高生の時代、下町の映画館でバイトしていた私は、
ちょうど桑田さんが監督した映画が上映される時だった為、
１階にあるチケット売り場でチケットを売りながら、常に
宣伝用の稲村ジェーンの映像と共に流れる「真夏の果実」を
聞きながら調度今頃の時期を過ごしておりました・・・
その映画の中での台詞、
　　「　暑かったけど・・・楽しかったな・・・夏　」
これが今でも胸になんとなくしみます。
夏休みはバイトに明け暮れ、朝は６時半出勤をし、クーラーが
まだきかないあっちぃ～ビルの中を歩き回り、夏休みのドラえもん
が朝７時４５分から上映されるのでそれにあわせて切符売り場の
掃除やら準備をして戦闘態勢を整えて・・・
そこで一生の親友が出来たんだもんなぁ・・・
そして、その親友とも思い切り遊んだ夏。

サザンの曲には思い出が多すぎるんです。
桑田さんが書く詩は、大人になればなるほど身にしみるような
言葉やシチュエーションが多く描かれているような気がします。

今、まさに私の現状にもかぶる部分があります。
コンサートのラストで歌った
　　「　Ya Ya (あの時代を忘れない) 」
この歌詞が今の私には胸に刺さります。
とんでもないことをしてしまった自分と毎日葛藤して、
反省する日々。
自分に酔っている訳じゃない。
今は音楽でも聴いて気を紛らわすしかない。

あんだけ、人との出会いもつながりも一期一会だと、
いつも会えると思っていたら大間違いだ・おごりな気持ちだと
自分に言い聞かして日々、仲間や家族を大切にしようと思って
すごしてきたはずなのに、私は本当にあほだ。。。

とりあえず、今を未来を大切にして、今の職場の人たちと
対「人」としてきちんと向き合って付き合っていける様に
最善の配慮をしながら頑張ろう。
バカな自分とは決別しよう。
もっと大人にならないと・・・



　「　思い出はいつも雨　」　三十路派遣社員より