憂さ晴らして今日も生きる日記

今日も憂さ晴らして生きてる現実逃避が得意なさすらいの介護人
いつかはエッセイとか書いて雑誌に載りたい!という幻想中?

またもや派遣切りの犠牲になる・・・

2009年08月26日 | Weblog
8月の末。
派遣の契約期間というものは大概3ヶ月、もしくは長くても半年である。
そのため、四半期ごとの更新区切りを迎える人がほとんどだ。
そうー
派遣社員の人々の大半は今のこの時期、来月の9月で一旦契約が切れるため、
次の契約更新がされるのか?はたまた、自分は契約を更新せずに辞めるかー
等、考えたり悩んだりしていると思います。

そんな中、私の親友・派遣仲間が今日来月末で派遣切りにあうことが決定したと
連絡が入った。
早速、今日は会って茶しながら話を聞いてみる。
最近、仕事の業務量が激減した為、自分の身が危ういとは思ってはいたが
案の定、来月末で契約を切られる事が決まったんだとか。

私は失業者の先輩?として色々な話を聞かれた。
どのくらい雇用保険かけていると何日の給付が得られるのか?とか(笑)

まさかこんな話で彼女と話をする日が来るとは思っても居なかった。
またこうして、派遣切りの犠牲者が1人増えた。
ま、彼女は結婚しているし、旦那の収入があるし、良いか(笑)

増えたといえばー
やっぱり、職安へ通っている人の数がこの8月になって本当に増えたように
見える。間違いなく確実に増えた。
昨日も職安へ行き、個別相談窓口たるところへ行ってきたんが、その帰り、
説明会へ参加しようとしている人たちの数の多さに本気で驚いた。
私が説明会へ参加したときはまだ会場は人がまばらで空席があった。
だが、昨日みかけた説明会は会場に入りきれない程の満杯状態であった。

これじゃ失業保険の手当て金も減るわなぁ・・・じゃないと全員へ配当が
いかなくなる。

これだけ世の中が不景気だってことだよね。

我が国の首相様は、景気が回復してきたとか、今は建て直しのための3年計画の
うちの1年目だとかホザいているけど、あの人たちがデスクで数字で計算して
はじいた数字と現実が一切マッチしていない現実をあいつらは分かっていない。
もっと現場で苦しんでいる人間の場所へ行くことをどうしてしないんだろうか?

自己都合で企業を辞めた人たちは今から申請しても12月頃にならないと給付金は
出ない。
会社都合で企業辞めざるおえなかった私らのような人間も、満額の支給までは
約2ヶ月を待たないとお金もおりてこない。
それまでの生活の補償は無い。
どうしたら良いんだ?!と途方にくれると、こんなものがあると紙を1枚渡された。
東京都がやっている緊急支援制度で生活費を一時的に貸付する制度や、
区がやっている貸付の案内だった。
一応話を聞きにいくと、やはりそこはお役所。
そんなのを手続きしてもすぐにはお金を貸してはくれないんだとか。
その前に、非常に厳しい条件が何項目もあってそれを全てクリアしないと
お金を貸すことは出来ないというのだ。おまけに申請が通ったとしてもお金が
口座へ振り込まれるには数ヶ月かかるんだとか・・・
 何が緊急貸付制度じゃ!オラオラッ!!(メ ̄  ̄)ノ☆゜0゜)/
そんなのお金を待っている間に失業保険の給付金が下りてしまう(笑)
全てお役所仕事。
デスクでヌクヌクとお金にも困ったことがないような人間たちが頭デッカチに
決めたものに違いない。
だから本当にお金に困っている人たちには絶対に回らない。
なんとも腑に落ちない制度だし、まったく機能性の無い制度だ。
おかしい。。。。。

そんな中、あの事件を思い出す。

 哀しき介護殺人事件
http://www.news.janjan.jp/column/0607/0607080533/1.php

担当する裁判官も涙・涙の裁判だった。
この事件があったとき、こぞって朝や昼にやっていたワイドショーの
コメンテイターの人々が、
「近くの市町村の役所へ行けば緊急支援金を受けられたはずだったのにー」
と言っていたのを思い出す。
そう、この殺人事件を起こした男性はお金の貸付も断られ、途方にくれての
犯行だったのだ。
役所で担当した人間は、
「こんな事になるんだったら相談しに来てくれれば・・・」
なんて事件後に言っていたがもうどうにもならない。
さすが何の苦労もしたことないお役所の人間。

こんな事件があったにもかかわらず、政治家は誰もこんな事が2度とあっては
いけないと声もあげず、忘れたかのような現状。
きっと、これからこのような事件はもっと増えて行くと思う。
どこの政党が政権をとるのかはわからないが、もっと国民の立場を思い、そして
考えて欲しいと思う。


早く景気が回復しないかなぁ・・・・
皆でハッピーになれればいいのになぁ~
と切実に願う、三十路派遣社員@失業中じゃぁ~



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