高橋尚子

昨日行われた「東京国際女子マラソン」。
右足に肉離れのハンディがありながら、高橋尚子は優勝した。
正直なところ別にファンでもなんでもありませんでしたが、昨日のレースとインタビューを見てしまったたら、ファンに成らざるを得ないです。
ラストスパートのランは千葉真子が言ったように「風の様に駆け抜けて」いました。
シドニーの金メダルの走りも、ベルリンの世界新記録での走りも素晴らしかったけど、昨日のレースが一番でした。
たぶんこの後北京で「金メダル」を獲得する走りをしても「２００５年１１月２０日に走った東京国際女子マラソン」が「心に残る最高のマラソン」になるでしょう。
レース後のインタビューの答えも素晴らしかった。
あんな「言葉」が出るなんて…
表面だけの感謝ではなく、心からの感謝の気持ちがあるからあれだけの素晴らしい言葉が紡ぎ出せたのだろう。
あの「Qちゃんスマイル」は偽物の笑顔ではなくて「本物の笑顔」だったんだなぁ。
弟子があれだけ素晴らしいのだから、師匠の小出監督は（単なる飲んだくれ親父ではなく）もっと素晴らしいんでしょうねぇ。
惜しむらくは「あの素晴らしい言葉」がスポーツニュースやスポーツ新聞などで取り上げられていない事。
「時間が動き出しました」
「次の大きな大会（北京）に向けてがんばります」
などのコメントしか掲載されていない。
あの会場にいた人と中継を見た人だけが聞けた高橋尚子の「言葉」。

北京五輪まではまだ遠い道のりかもしれないけど、「悔いのない」ようがんばって欲しいですね。


高橋尚子選手の応援掲示板QちゃsんBBS
yahooニュースおかえり！　尚子は強かった/マラソン日刊スポーツ