KKK

1968年の秋、テレビで「殺人鬼」を見た。

一緒に来日したのは「狂犬」だった。
秋のダイヤモンド・シリーズ。
殺人鬼と狂犬はＢＩ砲の持つインター・タッグに挑戦している。
殺人鬼は馬場の持つインターのシングルにも挑戦している。

「殺人鬼」
キラー・カール・コックス

得意技は「脳天砕き」と言われた
ブレーン・バスター

キラー・カール・コックス
Killer Karl Kox

頭文字はＫＫＫ
まだ小学生で英語なんてわからない。
が、この「ＫＫＫ」というのは「クー・クラックス・クラン」の
事で、コックスはその一員ではないか、などと当時のプロレス雑
誌「ゴング」に書かれていた記憶がある。

意味なんかわからないけど、覚えていたのは「白人が偉い」みたい
な思想を持つ団体、ってようなことが書かれていたんじゃないか
なぁ～

ウィキを見ると
【クー・クラックス・クラン（英: Ku Klux Klan、以下KKK）は、
アメリカ合衆国の秘密結社、白人至上主義団体。】
と書かれている。

まあそういう集団だ。

実際にコックスが「ＫＫＫ」だったかどうかはわからないけど、
プロレス界における「ギミック」としては、白人以外の選手と
対戦する時に会場を興奮させる役目は十分に果たしていたのでは
ないか、と思う。
ただし、日本ではあくまでも「殺人鬼」であり、恐怖のブレーン・
バスター一発で対戦相手をマットに沈める事ができるブロレスラー
という評価だったのではないだろうか。

ウィキペディアキラー・カール・コックス

ウィキペディアクー・クラックス・クラン

ウィキペディア白人至上主義




コックスの動画ってもっとあるかと思っていたけど、意外と
ないんですね。
この動画だと顔はよく見えないし、もう全盛期を過ぎた映像
だけど、60年代の雑誌に掲載されたコックスの白黒の写真
は怖かったなぁ～


マイケル・ジャクソンの「マン・イン・ザ・ミラー」の
ビデオにＫＫＫが映っているとウィキに出ている。
うん、確かに映ってるね。
ＹＴMichael Jackson - Man In The Mirror - Official Music Video (HQ)




ダイヤモンド・シリーズにコックスと一緒に来日した狂犬とは
「マッドドッグ・バション」です。
「バディ・オースチン」ではありません。