雷座の部屋

私の思っている事、思い出などの部屋です。

映画「レスラー」

2010-04-04 18:37:59 | 映画
DVDにて鑑賞。

ミッキー・ローク主演の映画。
晩年のプロレスラーを描いた映画。

他の映画のように
「面白かった」
とか
「つまらなかった」
とは、言えない映画…だな。

映画を観ながらね、もちろんストーリーは追ってるんだけど、もう
ひとつ頭の中では別なプロレスが展開していた。
かつて見てきた、あるいは色々な情報や知識が頭の中でぐるぐると、
って感じか…

10代の頃に熱中し、大人になると少し変だなと感じ、それでも全てじゃ
ないだろう、と思いながらも結局はアクシデントを除けば、全て、やは
り「エンターテインメント」であり、「ビジネス」。

先日本屋で立ち読みしたある週刊紙の元編集長が書いた「プロレスの内側」
の本。
ミスター高橋が、その手のものを書いたときはまだ、ターザンが「反論」の
本を出してたりして、まだ「プロレス」を守ろうとしていた。
しかし、それも遠い昔の話。
もう、守るべきものもないんだろうし、誰もそんなものに関心もない。
だって、「話題」にもならないんだから…

アメリカ。
NWAが崩壊し、WWWFがWWFとなりビジネスとしは大成功を収めた。
まあ大成功を収めた事によって「WWF」から「WWE」になっちまった
んだけどね。

この映画はね、「プロレス」を見て来たものにとって、なんとも言えない
「味わいのある映画」って言える、のかな。

「プロレス」を見てきてないものにとっては、剃刀のシーンなんか見てね
「ほ~ら、やっぱりね」
とか、娘との約束を破ったりしたり、バイト先で暴れたりしたシーンを
見て
「プロレスラー、って野蛮で最低」
って思ったりするんだろうか…

まあ、いい。
感想は人それぞれ。

昨年の夏。
池袋のシネ・リーブルで上映してたんだよね。
これはスクリーンでね、多くの観客と一緒に鑑賞したかった映画だった
なぁ~




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