今日は、アートセラピー講座の初日でした。
スタジオいっぱいに、シートを敷いて、思いっきり色材と戯れ、自分開放!
アートセラピーは、色を自由に選んで、自由に描くだけで、自分の感情に触れることができる、とても楽しい自分発見の手段です。
自分ひとりで、色を塗っていても楽しくないし、フィードバックがないのでつまらなかもしれませんが、みんなと一緒に、課題に挑戦していくのは、とても楽しく、時間を忘れてしまうくらい集中できます。それに、自分以外の人の絵を見ることで、人によって、描き方や、選ぶ色が違うことに、あらためて気づかされ、勉強になります。
最初は、色材の種類の違いを、生で感じるワーク。
クレヨン、クレバス、パステル、水彩絵の具、水彩クレヨンなど、思い思いに使って、その感触を感じていきます。
人によって好む色材が違います。堅い感じのパステルを好む人もいれば、やわらかくネバリのあるクレパスがいいという人、水をたっぷり使う水彩がいいという人、さまざまです。
フワリ~と優しい線で描く人、ごしごしと力強く描く人、パステルを削ることに集中する人と、描き方もさまざま。
また、描いた絵を最後に、破くのですが、これがまた面白かった!
きっちりと、四角く、丁寧に破る人、ビリビリっと思いっきり破る人、細かくもうそれ以上破れないというところまで破ることに専念している人。性格やそのときの気持ちが表れるんですね~!
私は思いっきり破るタイプ。大雑把さが出ています。それと同時に、内側にたまった何かも一緒に「エイッ!」って開放された感じです。
きっちりと破る人のを見て、ちょっと反省し、次に絵を破くときには、意識的に丁寧に破って、几帳面さを学んだり・・・。人からの影響を受けながら、自分のバランスをとっている感じもしました。
そして、3原色の中から好きな色を選んで、絵を描いて、みんなとシェアします。私は今日は、赤を選びました。いつもなら青を選ぶのですが、今日は赤・・・。描いているうちに、なぜその色を選び、色材を選び、何を訴えたかったのかが感じられます。
3原色による、主観的・客観的な私色の比率・・・これも自分を見直す面白いワークです。
最後に、虹の七色を3原色のみを使って作り出します。
初日から盛りだくさんの内容でスタートしました。
まだ受けていない人、また企画しますので次回はぜひ参加してください。本当にお勧めです。
講師の中山さんは、感じる側面と、理論的側面を合わせて教えてくれるので、セラピストの仕事をしていく上でも、とても勉強になります。特にアドバンスコースは、クライアントと向き合う実践的な内容になりますよ。
まだお会いしていないみなさん、是非お越し下さいね~~~