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エクリュのちょっと気になるカラーの世界

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配色について:ヨハネス・イッテンのトライアド

2013-04-08 | カラーコーディネート&カラーセラピー

 

先日、エルグレコの絵画展に行きました。

 

独特の縦の線が長いフォルムは、

教会の中で信者目線(ひざまづいて)になってみると、

よりパワーを感じます。

 

そして、ここで注目なのは、

 

エルグレコだけでなく、

キリストにまつわる宗教画では、古典的な配色

「ブルー、イエロー、レッド」の3原色が使われています。

 

マリア様はブルー

キリストは赤

光や天使は、イエロー

 

など、(そのほかの配色もあり)

 

 

これは、ヨハネス・イッテンがまとめた配色論

トライアド(三角形)に相当します。

 

 

トライアド配色

 

 

参考

 

話は横にそれますが、オーラソーマのブルーの言語のひとつに

「慈愛」があります。

これはマリア様の衣の色から来ていますが、

西洋での色彩の連想なので、

このような宗教画に、小さい頃、特になじみのない日本人の場合、

ブルーは、マリア様の母のような慈愛、女性性という意味にならないことが多いです。

(一概に言えませんし、異論があるかもしれません)

日本人の場合は、ブルーというと男性性に関わることが多い傾向にありますね。

 

文化の違いで、色の心理が変わります。

 

ただ、日本人もお祈りをするときは、たいてい上を見上げますね。

上を見上げれば、そこには空のブルーがあります。

 

そこには天の癒しがあるように、感じているのでしょうか?

 

また、いやなことがあると地団駄を踏んだり、地獄というと、「下」の方をイメージします。

不思議ですね~。

 

 

 

イッテンの色彩論は、パーソナルカラーシステムの理論の原点にもなっているので、

またご紹介します!

 

 

 


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