富士北麓いきものがたり

富士山麓の自然を愛で女も愛でるビンボながらも逞しく生きる色男が、富士山麓の自然を描く感動のブログ

地上デジタルをアナログに変換して放送する山梨県

2010年12月10日 | Weblog
我が国のテレビ放送地上波がデジタル化されるという事について、山梨各地で「これっておかしくない?」と思われることがおきている。

我が家(山梨県)において、地上派でデジタル放送を見るには2つの方法がある
ひとつはUHFアンテナを立てて「NHK総合 NHK教育 YBS(山梨放送日本テレビ系列)UTY(テレビ山梨TBS系列)」の4つの放送を受信する方法。

もうひとつは地域独占企業の○○○CATV株式会社に加入金70、000円、月々2200円(NHKの受信料は別途)を支払って「NHK総合 NHK教育 YBS(山梨放送)UTY(テレビ山梨)フジテレビ、テレビ朝日、」の6放送を見るかの2つの選択枝だ。
※甲府地区は民放だけを見るに視聴料月々¥3000以上 ※大月は加入料金が10万円を超える

テレビ放送には社会的に重要な意味を持つ
山梨県では受信料無料のUHFアンテナではフジテレビ系列とテレビ朝日系列は受信できない
子供達が学校でフジテレビやテレビ朝日の放送内容の会話があっても加われずに仲間はずれにされると言う現象が起きている
そこで親は仕方なく¥70、000を支払い、月々¥2200のCATVに加入するしかない

BS放送と言う空から衛星の電波を受信して地デジ放送を見る方法がある
空からの電波なので山間部の僻地でも余裕で受信できる

ここで今、地上波デジタル(NHK総合、NHK教育 日本テレビ TBSテレビ フジテレビ テレビ朝日、東京12チャンネル)が難視聴地区対策と言うことで地域限定で放送されているのをご存じだろうか
(BSアンテナを既に設置している方は、チャンネルの順送りをしてBS12チャンネルの次ぎからを見れば判ります。)

このBSアンテナは自分で工事をすれば一万円足らずで月々無料でBS放送が見られるのです

しかし山梨県ではこのBSアンテナで受信できる地デジ放送を受信する事が許可されていないのです
なぜならBSアンテナで受信できればCATVに加入しなくても民放が見られるためにCATVに加入するひとが少なくなるからCATV会社の保護の為の規制としか思えないのです

またNTTのフレッツ光と言うのがある
これは月々600円で地上波デジタルが見られる
しかしこれも山梨県では許可されていない

なぜだろう
それは独占企業であるCATV会社を保護する為としか思えないのだ

今沢山の税金を使って地デジ受信対策がとられている
これには無駄に税金が投入されている部分が見え隠れする
ウィキリークス創設者アサンジ氏みたいに、はめられると困るので今日は公表しませんが、国民の皆さんがそれを知れば、総務省が如何にイイカゲンな税金の無駄使いをしているかが判ると思いますので、近日中にそれを公表するつもりです

昨日NHKから電話が来た
それは我が家のアナログテレビの画面に「このアナログ放送は2011年7月24日までに終了し見ることができなくなります」との表示が出ることに対して、
山梨県の都留市、富士吉田市、富士河口湖町の各CATV会社に加入している世帯(山梨県では95%以上と思われる世帯がCATVに加入してテレビを視聴している)では、アナログ放送が終了してもアナログ放送で見られるのだ

どういう事か?と言うと、国策として都留市CATV会社、富士吉田市CATV会社、富士河口湖町CATV会社が国の税金から補助が出て「デジタル→アナログ変換」をしてアナログ放送電波を流すのだ
なので、この2市1町の住民は、デジタルテレビを買わなくても今まで見ている厚型テレビでテレビが見られる

なのにテレビ画面には「このアナログ放送は云々・・」と画面に出ていては、急いでテレビを買い換えないと行けない錯覚に陥り、貧しい家庭でも無理をしてテレビを買い替える事態になる
そこでNHKにこのテロップを「一部地域を除いて」と追記して流して欲しい旨のメールをいれたから電話が来たのだ

NHKの職員が言うには、早くテレビを買い換えさせることが目的のテロップなので、それは出来ないことだというのだ。

山梨県民は「お金を払わなければCM入り民放が見られない」のです
なぜBS放送で流している「民放地デジ放送」に規制をかけなければいけないのだろう
なぜ山梨県民はこのことを黙っているのだろう・・・

山梨県民はもっとこのことに対して怒らなければいけない

これを読んだ方は是非この地デジ対策税金無駄使い、及び山梨県民不利益行政打破の為のご協力をお願いいたします