富士北麓いきものがたり

富士山麓の自然を愛で女も愛でるビンボながらも逞しく生きる色男が、富士山麓の自然を描く感動のブログ

とっくりばち

2009年07月21日 | Weblog

ドカタの君は~♪サラシの腹巻き~♪熱燗とっくりのくび、つまんで♪
もう一杯いかがなんてみょ~に♪いろっぽ・・・くねーよ

トックリバチの巣がありました
トックリバチはドロバチの仲間
ドロをこねて巣を作ります
ドカタと言うより左官屋さん

幼虫が卵から孵り
「おかあさ~ん」と探してもお母さんはいません・・
でもお母さんが用意してくれた美味しそうな尺取り虫が入っています
餌になる尺取り虫は麻酔で眠らして・・・
トックリバチの子供が孵化した時、新鮮な生で食えるようにとのお母さん蜂の思いやりが詰まっている

トックリバチのお家は徳利の形、でもけっして飲んべえではないのです

写真はスズバチ(スズバチと徳利の巣は別ものです)



愛することは命がけだよ

2009年07月09日 | Weblog

動物や昆虫などがちちくりあう事を「交尾」と言うが
クモの場合は「交接」と呼ぶらしい

なぜ交接なのか
動物や昆虫が直接エッチなのに対してクモは間接エッチだということだ

クモのオスは可愛そう
交接をしようとむやみに近づくとメスに食われてしまう

ジョロウグモ

そこでオスのクモは、メスが服を脱いでいる時(脱皮中)とか
食事をしている時などを狙って素早く交接する
そうしないとメスに食われてしまうのだ

太宰治のように命がけでする交接も、クモの場合は侘びしい

トテモ侘びしいすごく侘びしい
オスは触手(一番前の足)を使って精包を、雌の生殖孔に入れるだけ

生まれ変わってもクモにはなりたくなぁ~い

好きなメスに愛を挑んで、返り討ちにあってしまったのであろうか・・・足が食われてしまっても、それでも好きなメスのそばを離れようとしないのであろう、それ程愛されているのならメスも判ってあげれば良いのにねえ・・
愛する事は命がけだよ、甘いとは思わない・・byオスのジョロウグモ

命がけの愛


アオハムシダマシ

2009年07月07日 | Weblog


アオハムシダマシ、綺麗な虫でございますなあ
「青いハムシに似ている(ダマシ)虫」と言う意味でございましょう

昆虫の「ダマシ」とは似ていると言う意味に使われます

女をダマシて弄ぶ男性の「オンナッタラシ」とは違うのです
この「タラシ」意味の「だます」とは似て非なる言葉です

アオハムシダマシはハムシの仲間ではなく、どちらかと言うとゴミムシダマシの仲間らしい

そう言えば「おんなったらし」って死語になってきているのでしょうか
美しい日本の言葉、大切にしたいものです・・おんなったらし


シギゾウムシ

2009年07月04日 | Weblog

「シギゾウムシ」
シギのような口吻をもってドングリや栗などに穴を開けて、卵を産み付けるゾウムシ

「クリシギゾウムシ」なのか「コナラシギゾウムシ」なのか不明

もしかしたら「オナラシギゾウムシ」かもしれない・・なんてことはない

ところで動物の多くは、オスがメスを口説くものが多い
ちょっと昔のことになるが、ワタクシもメスをよく口説いたものだ

ところが「タマシギ」と言う、このシギゾウムシのような長い嘴を持った鳥がいる
この「タマシギ」はメスがオスを口説くらしい
そして、口説いたオスと交尾をして、卵が産まれると子育てはオスに任せて、また新しいオスを口説きに出掛けてしまうと言う

ワタクシはこの「タマシギ」に似た女性を知っている
十歳も若い年下のご亭主を持ち、子育てはもっぱら亭主任せ
そしてある時、とある男性を口説いて「○ィン○-ク○ル・ホテル」にしけ込んだことを知っている。

くまのみずきはみゃくふくれふし・・舌を噛みそうな名前

2009年07月02日 | Weblog
ハナミズキ・・果たしてどこで切るのだろう
「ハナミズ・キ」だろうか
「ハナミ・ズキ」なのだろうか
「ハナ・ミズキ」なのだろうか



では「クマノミズキ」はどこで切るのだろう
「クマ・の・ミズキ」なのだろうか
ちなみにクマって食肉目クマ科の動物です
「クマノ・ミズキ」なのだろうか
ちなみに熊野って地名です
「クマノミ・ズキ」なのだろうか
ちなみに「クマノミ」って魚です




クマノミズキの葉がみみず腫れのように膨れていた
中がどうなってるのか知りたくて開封してみた

クマノミズキハミャクフクレフシ

おお!なんてこったい!
ウジ虫が出てきたぜ・・
これはクマノミズキタマバエらしいぜ
クマノミズキタマバエを見たばえ
このタマバエを見てクレタマバエ