大垣市環境市民会議事務局ブログ

水の都・大垣で活動する環境市民会議の事務局から、環境にやさしい暮らしの情報発信をしていきます。

京都環境フェスティバルを見学してきました。

2012年12月11日 | 環境エッセイ

 一昨日、環境市民会議の研修会で、京都環境フェスティバルを見学してきました。京都府主催ですから、出展ブースは130あまりと大変多く、市民活動団体・学校・企業・行政など多彩なブースがあり、たくさんの人が関わってフェスティバルを盛り上げていました。
 京都は、1997年に【気候変動枠組条約の締約国会議 COP3】が開催され、地球温暖化防止のための温室効果ガス削減の数値目標が定めされた【京都議定書】がつくられた街であり、環境モデル都市でもあります。京都市を中心に周辺地域も含めて、環境に配慮した様々な取組に官民挙げて取り組んでいるようです。
 様々な展示ブースがある中でも印象に残ったのは、森や木に関わるブースです。木でつくられたおもちゃで遊ぶブースでは、木製のレゴブロックを初めて見ました。木で、小さなレゴブロックがきちんと造れるのですね。自由に組んで遊ぶ、ちょっと不思議な形をした木のブロック?もありました。エネルギーとして活用するペレットストーブやペレットをエンジンとして使うスターリングエンジンの紹介ブースもありました。「京北の木で家をつくろう」や古家改修のブース、そしてもちろん、「森を守り人を育てる」・「奥山に実のなる木を植え動物たちを山に返す」など、生態系の保全活動への取り組みブースも多かったです。
 私たちの暮らしが化石燃料に大きく依存するようになってしまった結果、地球温暖化がどんどん進み、世界中で気候変動が起きています。省エネ、新エネに努力すると共に、化石燃料から自然エネルギーにシフトしていくことが求められています。山や森を守り、その多様な恵みを暮らしに活かしてきた先人の知恵に、もう一度立ち返る時期に来ている。京都のフェスティバルでも、そんなメッセージが発せられていると感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする