えび燿子のひとりごと

日々のなにげない事柄を、いろんな角度でクローズアップして、ボソボソと「ひとりごと」を言っています。  

「空也上人がいた」  山田太一

2011年04月05日 23時49分52秒 | 日記
山田太一さんの19年ぶりの書き下ろし力作小説。
特養ホームで老婆を死なせてしまった27歳のヘルパー草介は、女性ケアマネの重光さんの紹介で、81歳の老人の在宅介護を引き受ける。
介護する側の疲労、介護される側のいたわり。
ヘルパーと老人とケアマネの風変わりな恋がはじまる。
彼らはどこまで歩いていくのか。
そして、心の痛みを抱える人々と一緒に歩いてくれる空也上人とは?重くて爽やかな衝撃作。




いよいよ発売でーーーす。

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楽しみ~♪ワクワク


空也上人がいた (朝日新聞出版特別書き下ろし作品) [単行本]



【山田太一さんの言葉】

もう願いごともいくらも果せない齢になり、
あと一つだけ小説を書いておきたかった。
二十代の青年が語る七十代にならなければ
書けなかった物語である。
         山田太一

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