最近、中々スピードに乗れなかった読書。
そういう時は潔く、その本をしばらく寝かせます。
そしたら急に読める時が来ると信じて。
『ワイルド・スワン』がそうだったから。
それで、スピードに乗れない時は色んな本に手を出してみる。
もう1回読み返したいのに手を伸ばしてみる。
スティーヴン・キングの『死のロングウォーク』を読み返したりしていて。
でも先日、出掛けた先で、本を持って行くの忘れてて、
待ち合わせまでお茶したいなー、何か読むものがほしいなーって思って、
本屋へ寄る。
そこで、『星々の舟』が文庫本になってるの発見して、
ずっと読んでみたいなあと思ってたので買いまして。
でも村山由佳の小説は初めてです。
爆笑問題の番組に直木賞とって出てたの見てて、
太田が結構褒めてたから興味もって、
『おいしいコーヒーのいれ方』とか人気なの?
本屋でちょっと見てみたら、何か少女マンガみたいでダメだった。
『星々の舟』も正直、少女マンガみたいでダメだったな。
何で直木賞なんだろう? と思ったりもしたけど、
長男の話と父親の話は少し好きだった。
特に父親の話は、、、父親って、最後の章の主人公なんだけど、
それまで別の人たちの話の中での父親は嫌いだった。
で、最後の章で好きになった訳ではないけれど、
最後の話は何か泣けて来た。
人間って何て愚かなんだろうって、凄く汚いなって思った。
何となくしか、その汚い部分の話、知らなかったから、
あの慰安婦たちの怒りがぴんと来なかったんだけど、
想像する力がなかったんだよねえ、単純に。
あんな怖い世界があるって知らなかったから。
人間の性欲が、多分、戦争でぎりぎりの精神状態にあったってのも
あるんだろうけど、あんな汚くて怖くてねえ?
たった11歳だっけ? 13歳だっけ?
生理始まったばっかりくらいの子を大人が犯して、
性欲と戦争のストレスなんかのはけ口にして、
犯されながら子供が死んで行くってのがもう、吐きそうだった。
そういうのと同じ人間なんだ、同じ日本人なんだって、
自分もそういう汚いところ持ってるんだろうかって。
爆弾で死ぬ方がどれだけラクか。
こんなこと、言っちゃいけないんだろうけど。
犯してた人たちも戦争の被害者って言えるんだろうけど、
人間はもっと理性を働かせるべき。
血を見る争いをするから、こんな悲劇が生まれるんでしょ。
理性を働かせて、頭を使って、
肉体的にも精神的にも誰も傷つけないように。
いい加減にして欲しい、世界の争いごと。
そういう時は潔く、その本をしばらく寝かせます。
そしたら急に読める時が来ると信じて。
『ワイルド・スワン』がそうだったから。
それで、スピードに乗れない時は色んな本に手を出してみる。
もう1回読み返したいのに手を伸ばしてみる。
スティーヴン・キングの『死のロングウォーク』を読み返したりしていて。
でも先日、出掛けた先で、本を持って行くの忘れてて、
待ち合わせまでお茶したいなー、何か読むものがほしいなーって思って、
本屋へ寄る。
そこで、『星々の舟』が文庫本になってるの発見して、
ずっと読んでみたいなあと思ってたので買いまして。
でも村山由佳の小説は初めてです。
爆笑問題の番組に直木賞とって出てたの見てて、
太田が結構褒めてたから興味もって、
『おいしいコーヒーのいれ方』とか人気なの?
本屋でちょっと見てみたら、何か少女マンガみたいでダメだった。
『星々の舟』も正直、少女マンガみたいでダメだったな。
何で直木賞なんだろう? と思ったりもしたけど、
長男の話と父親の話は少し好きだった。
特に父親の話は、、、父親って、最後の章の主人公なんだけど、
それまで別の人たちの話の中での父親は嫌いだった。
で、最後の章で好きになった訳ではないけれど、
最後の話は何か泣けて来た。
人間って何て愚かなんだろうって、凄く汚いなって思った。
何となくしか、その汚い部分の話、知らなかったから、
あの慰安婦たちの怒りがぴんと来なかったんだけど、
想像する力がなかったんだよねえ、単純に。
あんな怖い世界があるって知らなかったから。
人間の性欲が、多分、戦争でぎりぎりの精神状態にあったってのも
あるんだろうけど、あんな汚くて怖くてねえ?
たった11歳だっけ? 13歳だっけ?
生理始まったばっかりくらいの子を大人が犯して、
性欲と戦争のストレスなんかのはけ口にして、
犯されながら子供が死んで行くってのがもう、吐きそうだった。
そういうのと同じ人間なんだ、同じ日本人なんだって、
自分もそういう汚いところ持ってるんだろうかって。
爆弾で死ぬ方がどれだけラクか。
こんなこと、言っちゃいけないんだろうけど。
犯してた人たちも戦争の被害者って言えるんだろうけど、
人間はもっと理性を働かせるべき。
血を見る争いをするから、こんな悲劇が生まれるんでしょ。
理性を働かせて、頭を使って、
肉体的にも精神的にも誰も傷つけないように。
いい加減にして欲しい、世界の争いごと。