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ほぼ毎日のぼやき・つぶやき

タイトルそのまんま。下らないことを徒然と。

中継! 『花の降る午後』 宮本輝

2005-08-13 18:32:12 | 読書日記
村上龍の小説を初めて読んでいるのだけど
(コインロッカー・ベイビーズだ)
あんまりまだ夢中になれてない。

ふと一緒に買った宮本輝の『花の降る午後』を手にとってみた。
ついさっき。
そしたら、ちょっとひきこまれてしまったわー。
やっぱり私、宮本輝が好きなのかなあ。
ほとんどすらすら読めてる気がする。

で、今さっき読み始めたばっかりで、
というのはインターネットに繋いだはいいが、
いかんせん遅いので、ページができあがる(?)のを待つ間に読もうと思って。
それでまだ23ページなのだけど、
さっそく素敵な言葉があったので、
忘れんうちに書き留めとこうと思って。

ブラウンさんの言葉。
「人間には2種類ある。辛くて寂しくて哀しいことは、
 いつまでもつづかない。必ず終わるときが来る。
 その終わったときに、弱くなるか強くなるかの2種類だよ」

私が今、辛くて寂しくて哀しいのって続かないでくれるかな。
終わったとき、私は強くなっていたいな。と思って。

さて、これからどんな話が進んで行くのか。
大好きな分厚い本だけど、明日は休みだ。
ぐいっと読むかな!

宮本輝って創価学会員って本当かなあ。
作品は大好きなんですが、ちょっとそこがひっかかる。
でも2ちゃんねるなんて読んでると、
学会員ってのがひっかかるけど好きって人は多いみたいだから。
『学会員でも気にしない!』みたいなスレタイついてたからね。

ネットに繋ぎっぱなしで読んで行くので、
またいい言葉があったら書き込んでおこうかな。

ダイスをころがせ! (上・下) 真保裕一

2005-08-09 20:04:05 | 読書日記
いやー、終わった終わった。読み終わった読み終わった。
面白かった。『奪取』と同系統。

そしてねえ、タイミング良く世間も衆議院選挙始まるんだよね。
現実世界でも衆議院選挙!
本当にさー、またしても、繋がっ・っ・ちゃっ・た・よー。

選挙の仕組みみたいなのがちょっと分かったのがまずよかったよね。
小学生や中学生の読書感想文にすればいいんじゃない?
でもちょっと大人向けか。
男と女の気持ちの問題とかも絡んで来るからね、少し。
少しとはいえ、キーポイントでもあったね。
そっかー、そこ、そんな風に繋がるんだーって思った。

私は本当に推理ってものが出来ないからね。
推理を楽しむってことがないね。
とにかく「どうなる? どうなる?」って読み進めて行くだけ。
あ、でもあれだけはさすがに分かったけどね。
仲間の裏切り?
情報漏えいみたいなやつ。

選挙の話で、選挙結果が「どうなる? どうなる?」ってのは当然だけど、
推理小説の要素もあって、
しかもそれが真保裕一の得意な感じの企業の取引疑惑とか、
おじいちゃんの謎の取引疑惑とか。そんなの。
そういうのも「どうなる? どうなる?」
「誰が黒幕?」

あと家族はどうなる? みんなの未来は? とかね。
最後の方、やっぱり読み方が加速するんだよねー。
面白かった。

みんなでひとつの目標に向かって、
高校生みたいな感じでさあ、高校の体育祭の準備みたいなね、
読んでて、何か、青春っていいよね! って思った。あは。
似合わないけど。

みんなで何かの準備をするって楽しいよねえ。


さて、次は何を読もうかな。

というか、今度の衆議院選挙。
ちょっと真面目に見てみましょう。
私も一応有権者です。

シャイニング(下)

2005-07-31 02:03:12 | 読書日記
今週は体調を整えながら仕事を頑張ろうって決めたので、
平日は日記を書く暇というのかなあ、なかった。
というか、ネットに繋いだら、絶対また夜更かししそうだったので。
書く暇自体はあったのだろうけど、
ネットに繋がないと書けないので自粛してました。

水曜日は、ようやく、『シャイニング(下)』を読み終わったよ。
ずーっと読書する気になれず、ちびちび読んだり読まなかったりで、
読み終わるのいつだろう?って感じだったのですが、
ようやく日曜か月曜くらいにスピードアップ。
がんがん読みまして、読み終わりました。

面白かった! もう1回、いっきに読みたいな!

感想は面白いっていうのと、恐怖の想像ってのが下手な私には
それほど恐怖を感じる作品ではなかった、ってことかな。
ただドキドキ緊張はしてたよ。
「あー、間に合って!」とか「あー、来るんじゃないの!?」とか
じりじり緊張しながら読んでました。
戦いの結末は有名で知ってたけど、
お父さんがかわいそうだったね。

あともうひとつ、やっぱり村上春樹とキングは似てる。ってこと。
「春樹みたい」あるいは「キングみたい」って思った。
見えない敵と戦うところが。
望む・望まざるに拘わらず、主人公が災難に見舞われて?
だから物語になるんだけど、
仕方なく戦う感じは春樹だね。
戦わなくちゃ死ぬってのがキングかな。

キングの方が「生きる!」って気持ちが高い。
春樹の描く主人公は何ごとにも冷静で、熱くないんだよね。
それがカッコいいとでも思ってるのか? 春樹さんよ。
自分の身に何故か降り注ぐ災難を他人事のように感じながら、
仕方なく戦ってる感じだね。

で、キングの方は親子愛を描く事が多いのかな。
だから幅広い年齢層、老若男女に読まれてるのかな。
で、春樹は男女の物語にしてるから年齢層は狭いんだろうね。
調べた事ないから正確なところは分かりませんが。