気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

ホエール日和

2018-12-26 12:02:35 | 日記

IWC(国際捕鯨委員会)から日本が脱退することを決めた。
白人至上主義の世界観が作り上げた「世界秩序」に風穴を開けるようで面白いとも思うが、短気は損気という気がしないでもない。

そもそも「鯨資源の保存及び捕鯨産業の秩序ある発展を図ること」を目的に設立されたはずの「IWC」が、反捕鯨国の加入で目的が変節してしまっている。
よく指摘されるように「機能不全」に陥っているわけで、人間なら、もう死んでいる。

「反捕鯨」は感情論
知能が高い動物は殺して食べてはいけないなどと偽善も甚だしい。

反捕鯨の中心であるアメリカやヨーロッパの国々が、どれだけ知能が高い「人間」を殺戮してきたか。
日本はもう70年以上、戦争という名の「人殺し」はしていない。
戦争ならずとも、巷に溢れた銃で殺し合うのは日常茶飯事。
そんな国々が「反捕鯨」でヒューマニストを騙っている。

食べなきゃ良いのかい!?

脱退が遂行されれば沿岸の商業捕鯨が可能になるというが、そう簡単な話でもないらしい。
反捕鯨国からの批判も意地悪もあるだろうし・・・。

それに仮に目出度く捕鯨が再開されたとしても、今の日本人に鯨肉を欲する需要があるかどうかも不明。
そもそも若い連中は鯨なんて食べたことがない。

ボクらの世代は非常に近い存在で、今でも気の利いた居酒屋などで鯨のカツや竜田揚げなどのメニューを見ると注文してしまう。

もちろん鯨肉が食べられなくなったとしても誰も困らない(多分)。
しかしながら鯨を保護しすぎると、他の魚が減っていくだけ。
そちらの方が実は困る。

カンガルーやワニを喰う野蛮人には、そんなナイーブな話は分からない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする