朝の天気予報で、今日は30度を越える夏日で蒸し暑くなる、と断言していた。
う~ん、暑いだろうなぁ、この家。
窓は風呂場しか開けていない。
でも暑ければ風呂場に行けばいいわけだし、風呂場のタイルに寝そべれば少しはひんやりするだろう。
昔と違って気温が高すぎ。 湿度有り過ぎ。 スコールのような雨。 亜熱帯地方のようだ。
冷房は好きではないが、せめて除湿をしないとまともに動けない私。
ジャスミンは毛足は短いものの、このくそ暑い最中に毛皮を着ているわけだから、さぞ暑いことだろう。
そこで、冷房をつけて出掛けるかどうかを朝から悩んでいたのだ。
●暑ぢ~~
少なくとも朝から冷房するこたぁないな。
そうだ、暑くなる1時頃からスィッチが入るようにタイマーをかけよう。
一度も使ったことがないリモコンのタイマーに、まず現在の日時の登録から。
だいたいテレビの録画予約も初めに失敗してから、一度もやったことがない私である。
リモコンのふたなど開けたことがない。 フムフムへぇ・・・。 やっとこさで設定。 続いて午後の1時にセット。
<よし、冷房タイマー予約入>
いや待てよ、ノラ猫は外のアスファルトの上でも頑張って生きているんだ。
炎天下で作業をしているお父さん達だっているのだ。
<よし、やめよう・・・予約切>
ええーーー?! マジ▼?
そうして、鬼の飼い主は冷房の予約をやめたのでした。
暑くて、アタシ、お風呂場で死んでる・・・か、
台所で行き倒れてるわ、きっと。
それでも冷房切って行くのね。
会社の終業ベルと同時に家にまっしぐら。
「ジャスミ~ン、暑くてごめんねぇ~~」
あれ? それほどでもなかった。 モワ~という熱気はなく、意外とサラサラ。
あ~良かった。
「良かったねぇ、そんなに暑くなかったねぇ。 おりこうにしてた?」
あららぁ?? 冷房・・・?・・・ついてる??
予約キャンセルしたはずだけどなぁ。 なんで?
キモチ良くってぐっすり寝たぁ~♪
うん……。 良かったね。
明日からまた「冷房つけるか、つけないか・・・」、毎日悩むことになりそうだ。