ひとり遊びに付き合う

夕食後、じゃらしで遊んでからパソコンの前に座ると、ジャスミンは少し
だけ私に遠慮をするようだ。

本当はまだ遊び足りなかったと知ったのは、その後のこと。


パソコンから目を上げてジャスミンを探すと、

                                  いた。

                               ～  


あんなところで何してるんだ？
「ジャッスミン？」と呼んでみる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　なぁに？


私は、ジャスミンがひとりでポツンとしているのを見ると、胸がキュンとなる。
何考えてるんだろ？　何を想っているんだろ？　淋しいのかなぁ？

何してんの？そんなところで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何もしてないよ。


「ジャスミンちゃん見～っけたぁ！」　と突然言うと、ひょいと身を小さくした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カクレンボするの？


ジャスミンはなぜかバスケットから抜け出して、下の段の段ボール箱に移る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　隠れるね。


ジャスミンは物陰に隠れて、私に探されるのが好きなのだ。
「あれぇ？　ジャスミンはどこ行ったかなぁ～？」
わざと探すフリをする。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うずうず・・・


このうずうずドキドキワクワク感が楽しいんだそうだ。

　　あれぇ？　どこかなぁ？　　　　　　　　ここだよ　


待ちきれなくなって手がぽふっと出て来た。

あ、ジャスミンちゃん、見～っけ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見つかっちゃったぁ


この他愛もない遊びを何回か繰り返す。

そしてやっと解放され、必死でブログの続きを書いている。


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