みなさんこんにちは。
現在数年ぶりに筋ジスのチーム担当となり、筋ジス患者さんたちに関わることが多くなり、
リハの中でアクティビティを行う頻度は多くなりました。
アクティビティと一言に行っても、その人の興味ややりたいことに添いながら行うため、
多種多様です。人によってはオセロや将棋などのゲーム系、アイロンビーズやペーパークラフトの
作品作り系などの様々なアクティビティが存在しています。
実際に私の担当患者さんでも、五目並べなどのゲームやアイロンビーズ、ペーパークラフトなどの
作品作りを希望される方が多いです。
しかしここ最近、レジンやビーズなどで自分や家族のためにアクセサリーやキーホルダーなどを
作成するようになった方が一人増えました。私が関わってきた患者さんの中でもそのような方はおらず、
私にとっても初めての経験となりました。
作成するものの中には、私も経験したことのない物品でのアクセサリーやキーホルダー作りもあり、
患者さんと試行錯誤しながら実施しています。作品例としてはビーズでのブレスレット作り、
レジンでのキーホルダーやイヤリングづくりなどをしています。
デザインは本人が考えたり、調べたりしながら作っています。
中には本人にとっては力のいるような作業も多く、「その人にとってできる作業なのか、できない作業か」、
また「どうすれば患者さん自身ができるのか」を患者さんと確認しながら一緒に作成をしています。
本人からは「溶液の調整や液で手がベタベタになるのが大変でした」と苦労した点などの感想も
聞かれ、それが本人のやりがいにもなっており、よりクオリティの高い作品をつくることを目標に
しながら患者さんと私も切磋琢磨しています。
東埼玉病院リハビリテーション科ホームページはこちらをクリック
【注意】
本ブログの掲載記事は,個人的な見解を含んでおり正確性を保証するものではなく,
当院および当科の総意でもありません.引用や臨床実践等は各自の判断と責任において
行うようお願いいたします。