去る10月13日~14日に宮城県仙台市で開催された筋ジストロフィー医療研究会に参加してきました。
この研究会は2014年から開催されています。以前までは研究班会議というものがあり、その中で筋ジス医療に関わる多職種が一同に介して日頃の研究成果の発表を行っていました。しかし班会議が終了したことを契機に多職種が一同に介す機会がなくなり、当時の当院院長が立ち上げに尽力された本会は今回で4回目を迎えました。
今回のテーマとしては、「筋ジストロフィー医療の未来を開く」と題して、昨今注目を集めている遺伝子治療や呼吸管理、中枢神経障害研究など治療的観点の話題から、療養と就労に関する社会参加の面まで幅広くセッションが用意されとても有意義な研究会でした。
リハビリテーション科では、第1回から参加しておりますが、今回は作業療法部門から以下の2題発表させて頂きました。
<セッション:心理支援>
作業療法士 太樂幸貴
「主体的な自立生活を目指して-認知特性に主眼をおいた作業療法の関わり-」
<セッション:リハビリテーション>
作業療法士 関口美和子
「デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の食事動作の検討」
このうち、太樂の発表は優秀演題賞を頂きました。
また、翌日には筋ジストロフィーリハビリテーションセミナー「筋ジストロフィーのシーティングについて語ろう」が開催され、以下の1演題を発表しています。
理学療法士 降矢茂実
「高校生DMD患者のシーティングおよび環境設定」
こちらもシーティングに焦点を当てたセミナーでしたが、医師やリハ、エンジニアなど様々な視点からのお話があり、とても勉強になりました。
全体を通して非常に充実した3日間でした。来月は国立病院総合医学会も控えております。
今後も臨床だけでなく研究・症例検討など含めさらに研鑽を積み患者さんに還元できるよう努力していきたいと思います。
東埼玉病院リハビリテーション科ホームページはこちらをクリック
この研究会は2014年から開催されています。以前までは研究班会議というものがあり、その中で筋ジス医療に関わる多職種が一同に介して日頃の研究成果の発表を行っていました。しかし班会議が終了したことを契機に多職種が一同に介す機会がなくなり、当時の当院院長が立ち上げに尽力された本会は今回で4回目を迎えました。
今回のテーマとしては、「筋ジストロフィー医療の未来を開く」と題して、昨今注目を集めている遺伝子治療や呼吸管理、中枢神経障害研究など治療的観点の話題から、療養と就労に関する社会参加の面まで幅広くセッションが用意されとても有意義な研究会でした。
リハビリテーション科では、第1回から参加しておりますが、今回は作業療法部門から以下の2題発表させて頂きました。
<セッション:心理支援>
作業療法士 太樂幸貴
「主体的な自立生活を目指して-認知特性に主眼をおいた作業療法の関わり-」
<セッション:リハビリテーション>
作業療法士 関口美和子
「デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の食事動作の検討」
このうち、太樂の発表は優秀演題賞を頂きました。
また、翌日には筋ジストロフィーリハビリテーションセミナー「筋ジストロフィーのシーティングについて語ろう」が開催され、以下の1演題を発表しています。
理学療法士 降矢茂実
「高校生DMD患者のシーティングおよび環境設定」
こちらもシーティングに焦点を当てたセミナーでしたが、医師やリハ、エンジニアなど様々な視点からのお話があり、とても勉強になりました。
全体を通して非常に充実した3日間でした。来月は国立病院総合医学会も控えております。
今後も臨床だけでなく研究・症例検討など含めさらに研鑽を積み患者さんに還元できるよう努力していきたいと思います。
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