終わっちゃった

楽しい楽しいG.W.も終わってしまいましたね～。
夏休みを心の支えに、今日からまた毎日お仕事です。

私の仕事は某皮膚科の受付嬢。近所のおじい様方に大人気です。
病院はよくケーキやクッキーの差し入れがあるはずなんですが、私達に差し入れられるものはなぜか、イカの燻製やピーナッツばかり．．．。
おいいしいから、うれしいんですけどね。

うちのクリニックはエステもやっていて、（*1）若くて美しいお嬢様方も多数来院されます。
なので、エステ室のももちゃんへの差し入れは、いつも素敵なお菓子ばかりです。
でも私たちはイカ。
けれども、美しい上に心の優しいももちゃんは、ちゃ～んとい～ころたちにも素敵なお菓子を恵んでくれます。
いつもありがとう、ももちゃん。イカもおなかいっぱい食べていいかんね！

待合室は、Ｊ（*2）やＢ（*3）と、ぎゃーぎゃーうっさいガキども、そして美しいお姉さまが入り乱れ、怪しい空間となっています。
冬は６０名平均で比較的落ち着いているのですが、夏は連日１００名は来るので、まさに戦場です。
患者さんたちは、私が電話を受けていても全然おかまいなしで、カウンターの向こうから「ちょっとぉ、まだですかぁ！？」「保険証忘れてきたんですけど。」などと、いっせいに話しかけてきます。聖徳太子じゃないんだからそんなの無理です。
でも、笑顔でちょっと待っててねとジェスチャーして応対します。サービス業は大変なんです。

夏場の病気は処置が多くてますますいやになります。とびひ、水いぼ、日焼けしすぎて水ぶくれ等など。
中でも一番てこずるのが水いぼ。伝染性軟属腫といって、よくプールで移ります。
大人はあまり移らないのですが、免疫力の少ないちびっこ達はがんがんもらってきます。
皮膚の表面にポチっとにきびみたいな、白っぽい水疱ができるのですが、それを先生がピンセットでつまんでむしりとる（*4）のです。
予め麻酔テープを処方して、後日改めてとりに来るので痛くないはずなんですが、先生のあまりの形相にちびっこ達は当然大暴れ。
確かに先生、水いぼとっている姿、あなた怖いです。

これから恐怖の夏がやってくると思うと憂鬱です。この時期いつも思います。転職しようかな～．．．。
でもきっと来年も私はイカをもらって喜んでいるはず（笑）
がんばるぞー

（*1）最近の皮膚科は、メディカルエステを併設しているところが多いです。皮膚科は点数が低いので、自由診療で儲けようっていう魂胆です。
（*2）じじぃ　/（*3）ばばぁ　　　使用例：きょうはＪやＢばっかりだねぇ。
（*4）カルテには「水いぼ　むしった」としか書いてない時もある。