
今日は、OMAについて書きたいと思います。OMAとはOffice for Metropolitan Architectureの略です。日本では「オーエムエー」って一般的に呼ばれていますが、オランダでは、「オマ」と呼ぶのが普通です。これは、オランダ語の「おばあちゃん」という発音に良く似ていて、親しみを込めてそう呼ばれていると聞きました。OMAは現在ロッテルダムとニューヨークにオフィスがあり、ロッテルダムで60人ぐらいのスタッフが働いています。プロジェクトも世界中で行っており、ロッテルダムのクンストハル、NYのプラダ、中国のCCTV、シアトルの図書館、ポルトガルのCASA DA MUSICAなど代表作としてあります。いずれも斬新なデザインで、OMAは世界の建築界をリードしていると言っても過言ではないです。
現在OMAには、AMOというリサーチの部門があります。このAMOは、建築、都市、経済等にまつわるリサーチを行い、それを情報化またはビジュアルデザイン化する、言わばシンクタク的なところです。昨年から世界的に巡回展をおこなっているAMO/OMAの展覧会「Content」では、AMOがやったビジュアルデザインを見る事ができます。上に載せている画像は、その展覧会のポスターです。
このOMAとAMOの代表であり、最前線で指示を行っているのが、ご存知建築家のレム・コールハースです。彼のすごさは、滝口範子さんが書かれた「行動主義レム コールハースドキュメント」で、臨場感たっぷりに書かれていますので、ご参照あれ。とにかく、宇宙人みたいな人です。でも、実際彼は建築のアドバイスはするが、設計もしないし、アイデアも出さないみたいです。スタッフの方が、彼のことについて、世界中を飛び回って、自分の作品をプレゼンするセールスマンだと言っておられました。ただ、彼のすごい所は、建築の見る目がずば抜けているところみたいです。CCTVのコンペのときも、あのアイデアを選んだのがレムで、最初スタッフのみんなは、そのアイデアが本当に良いのか判らなかったそうです。そのアイデアを出した本人さえピンとこなかったみたいです。でも詰めていくうちに、その良さが判って行き、ついにコンペを勝ち取ったそうです。
このようにレムとOMAとAMOは、密接に関わりながら、建築の新たな可能性を探っている建築事務所なのです。
余談:11月にOMAへブラッド ピッドが遊びに来たそうです。ブラピは、昔に建築を学んだみたいで、その関係でレムに興味をもち遊びに来たとか。。。うらやましい。半年遅く来てくれたら会えたのに。
現在OMAには、AMOというリサーチの部門があります。このAMOは、建築、都市、経済等にまつわるリサーチを行い、それを情報化またはビジュアルデザイン化する、言わばシンクタク的なところです。昨年から世界的に巡回展をおこなっているAMO/OMAの展覧会「Content」では、AMOがやったビジュアルデザインを見る事ができます。上に載せている画像は、その展覧会のポスターです。
このOMAとAMOの代表であり、最前線で指示を行っているのが、ご存知建築家のレム・コールハースです。彼のすごさは、滝口範子さんが書かれた「行動主義レム コールハースドキュメント」で、臨場感たっぷりに書かれていますので、ご参照あれ。とにかく、宇宙人みたいな人です。でも、実際彼は建築のアドバイスはするが、設計もしないし、アイデアも出さないみたいです。スタッフの方が、彼のことについて、世界中を飛び回って、自分の作品をプレゼンするセールスマンだと言っておられました。ただ、彼のすごい所は、建築の見る目がずば抜けているところみたいです。CCTVのコンペのときも、あのアイデアを選んだのがレムで、最初スタッフのみんなは、そのアイデアが本当に良いのか判らなかったそうです。そのアイデアを出した本人さえピンとこなかったみたいです。でも詰めていくうちに、その良さが判って行き、ついにコンペを勝ち取ったそうです。
このようにレムとOMAとAMOは、密接に関わりながら、建築の新たな可能性を探っている建築事務所なのです。
余談:11月にOMAへブラッド ピッドが遊びに来たそうです。ブラピは、昔に建築を学んだみたいで、その関係でレムに興味をもち遊びに来たとか。。。うらやましい。半年遅く来てくれたら会えたのに。