今日は打って変わって好調。コミュニケーションもスムーズにこなす。金曜日にあれだけ怒られたのがうそのように上司も機嫌がいい。どうやらプレゼンがうまくいったらしく、プラダの上海プロジェクトが動き出すみたい。僕の方もノリノリで仕事をこなしていく。「すばらしい」って5回も言わしたった
褒められれば褒められるほど、どこまでも上にあがってくタイプなので、気がつけば今日も16時間も働いてしまった。でもすごく充実していた一日だった。
さて、タイトルにある10000の数字なんだかわかりますか。これは、OMAに年間ポートフォリオが送られてくる数です。恐ろしい数ですね。多分世界の事務所の中でもトップクラスだと思います。一応全部目を通しているらしいけど、このなかから選考に残れるのはわずかだと思います。その上、レベルも高い、ハーバード卒、ケンブリッジ卒、AAschool卒・・・
では、どのようにして僕が研修できるようになったかを少し書くと、
まず、一番重要なのがビザの問題だと思います。EU内の人はビザ無しで働けるみたいで、以外と簡単に通るそうです。あとオランダのワーキングパーミットを持っている人、これも簡単かも。ビザがない人はやはり厳しい。(無理といっているわけではないです。)オランダは、今労働目的のビザの取得が過去になく厳しい。その場合、やはり学校にでも行って、インターンシップをしながら就職のチャンスを狙うのが一番ベスト。僕の場合も、先ずデルフト工科大学で研究員となり、そこでビザを取ってもらい、大学の研究を早く終わらせてからOMAでインターンシップをしています。
次に、ポートフォリオ。どんなのが良いかという基準はあまりわからないです。けど、最近はデジタルデータで処理されたものが多くて、本当に本人がやったか判らないみたいです。僕は手書きもいれて、オリジナル感たっぷりのものを作りました。(デジタルデータのみのCDRで提出しても、通っている人はいます。)
そのほかに、僕の場合スタッフの人に推薦してもらい、直接ポートフォリを人事部に
持って行ってもらったというのもあります。
そんなこんなで、OMAで研修できることになりました。
海外就職を考えるなら、あらゆる可能性、手段を考えたうえ、できる限りの努力をし、
そして、あまり期待し過ぎないのが良いと思います。