社長と同行二人 H28.1.31
「戦略と戦闘」
社長の皆様こんにちは、お元気ですか?
今日は戦略と戦闘について考えてみます。
よく「戦術は戦略に従う」とありますが、本当でしょうか?
私は中小企業においては、戦闘の実行力が戦略に勝ると考えます。
中小企業の社長は毎日、納品から集金、部下の指導等で多忙です。
その中で、将来に渡って勝ち続ける戦略を創るために時間を沢山創るということはなかなか難しいことではないでしょうか?
それならば、半歩先に勝てる戦略を作り、愚直なまでに実行し続ける「戦闘力」が一番大事だと考えます。
ユニチャームの高原氏は「1:10:100」といっておられます。
これは戦略を考えるのに必要な労力が1とすると、とりあえず実行するだけでも10倍の労力が必要である。ましてしっかり実行して成果を得るためには100倍の量力が必要といっておられます。
しっかり実行することはこんなにエネルギーが必要なんですね!
半歩先の戦略を立て、それを徹底的にやりぬくことは本当に大変な事と思います。特に問題なのは、この「やりきる」気力、根性、執着心で無いでしょうか?
逆に考えると、戦略は100%出なくても、とにかく徹底的にやる抜く実行力があれば、実行力に欠けるライバルが脱落して、最終的に勝ち残ることができると考えます。
私も中小企業の社長として20年間、色んなことにトライしてきました、やはり
目先の戦闘力に注力し、やり遂げることが大切だと実感しております。
社長の皆様、この「戦闘」である実行力に、今以上磨きをかけてください。
今日もお読み頂きありがとうございました。
また来週もよろしくお願い致します。