略  歴

 昭和28年生まれ。大学卒業後東京のプラスチック商社入社。主に新規開拓従事4年間で約20社のユーザー獲得。入社2年目で2年間に3件の貸し倒れ発生、債権回収で奔放。その後名古屋支店転勤、商習慣の違いで悩むが新規開拓15社開拓。昭和61年父が経営する典型的な家業に入社。専務取締役を経て平成7年社長就任。在任中に売上げ3倍以上自己資本比率3.5倍、借入金を実質0円に減少させ家業から事業への脱皮を図る。自創経営を導入し、人材教育を重点的に行い中途採用から新卒者採用へ、また既存社員との融合に注力する 後継者不在のために平成25年M&Aにて会社を売却。ヒト、カネで悩める社長を助ける社長のブレーンとなる。

「右腕に期待すること」

2016-01-10 10:58:29 | 日記
社長と同行二人                H28.1.10
「右腕に期待すること」
社長の皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

新年に際して、自社の「右腕」「NO2」に今年中に身に着けていただきたい事柄について意見を述べさせていただきます。

1虫の目
 よく言われる複眼思考! それと同時に高所から眺めて社長が立案、作成し社内の意思統一として文章化された、ビジョン、今期計画を滞りなく進捗しているか? この意識を「右腕」にはしっかり持ってもらいたいと思います。

2管理能力
 社長が考えた計画しっかり遂行するマネジメント(管理)能力を持ってもらいたいと考えます。
これは言われたことだけを唯々諾々と遂行することとは違います。
社長のビジョン、計画を自分でしっかり咀嚼して自分自身の言葉として一般社員に伝達する、それが大切なことです。

3数字理解力
 幹部たるもの、P/L、B/Sの勉強は少しはして下さい。
もし分からなければ、簿記3級のテキストを購入して、何とか理解してください。
特に売上総利益、営業利益、経常利益、純利益4つの利益の違いや損益分岐点、安全余裕率など経営に大切な事柄を是非覚えてもらいたいものです。

社長はこの3つを幹部(右腕)に学ぶ時間や、機会を是非この一年とって幹部の成長を見守りましょう。

今日もお読み頂きありがとうございました。
また来週もよろしくお願い致します。