社長と同行二人 H29.1.28
「後継者社長へ、赤字企業と黒字企業の分水嶺!そのⅠ」
皆様こんにちは、お元気ですか?
今日は「後継者社長へ、赤字企業と黒字企業の分水嶺」
について私の経験や、セミナー、本、大学院での教授とのディスカッション、コンサルでの会話などから、考えを述べさせていただきます。
先週、名古屋で開催されている「名古屋ファミリービジネス研究会」第4回目の講師として登壇させていただきました。
この研究会は、名大社の山田社長を中心とした総勢4名のファシリエーターで6回コースにて昨年より開催されております。
1回目、2回目は「ヒトの関係性」で西田講師、3回目は「同族企業の過去から現在、将来」について平林先生の講演でした。
それぞれ含蓄のある講演で、私は4回目の講師として登壇いたしましたが、参加者の皆様に「同族企業における利益の重要性」を一生懸命説きました。
その中で私は3年継続して黒字になる企業の少なさを、お話して、「なぜ、黒字にならないか」原因を参加者に投げかけました。
私も年間60冊程度の書籍を読んでおりますが、そのどれかにこのようなことが書いてありましたので、お伝えいたします。
先ずは①やることをやっていないです。
概して赤字企業は、良いと思われることを実施していないのです。
例えば整理整頓、所謂2Sですが、これが全く行なわれていない企業がどれだけあるか!
赤字企業の社長は、先ずは外に出て黒字企業の会社や社長は何を実施しているか勉強すべきだと考えます。
往々にして、赤字企業の社長は毎日毎日、過去の問題解決に飛び回っております。私も経験がありますが、精神的に全く余裕がありません。
クレーム、納期遅れ、月末の手形を落とすための資金繰り、給与の支払い、社会保険料の引き落としの資金調達等々。
考えてみるだけでほんとに沢山の問題点が出てきます。
それを解決するだけで日が暮れてしまうのです。
皆様はいかがでしょうか?
そんな毎日を送っていませんか?
そこで少し時間を取って、利益の出ている仕入先、得意先、または商工会議所のセミナーへ行かれてはいかがでしょうか?
目先のことに囚われて、先を見る目が曇ってしまう可能性があります。
先ずは「あたりまえのこと、やることをやる」これが黒字企業への第一歩と考えます。
明日やることを退社前にコピー、チラシの裏に5つ書いておく
それだけで生産性が30%上がります。
嘘だと思ったら今日から3ヶ月毎日続けて下さい。
赤字企業の社長は、この「毎日」が出来ないのです。
「毎日やる、習慣になるまでやる」これが黒字企業への最初の最初です。
習慣こそが最大のパワ「やることをやらないとお尻がむず痒くなる」まで習慣化してください。
今回の「やることをやっていない」の言葉、どなたか出典をお知りの方は、連絡下さい。
私も盗作みたいで、気持ちが悪いですので、、、
今日もお読み頂きありがとうございました。
皆様の御意見をお待ちしております。
また来週もよろしくお願い致します。
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