略  歴

 昭和28年生まれ。大学卒業後東京のプラスチック商社入社。主に新規開拓従事4年間で約20社のユーザー獲得。入社2年目で2年間に3件の貸し倒れ発生、債権回収で奔放。その後名古屋支店転勤、商習慣の違いで悩むが新規開拓15社開拓。昭和61年父が経営する典型的な家業に入社。専務取締役を経て平成7年社長就任。在任中に売上げ3倍以上自己資本比率3.5倍、借入金を実質0円に減少させ家業から事業への脱皮を図る。自創経営を導入し、人材教育を重点的に行い中途採用から新卒者採用へ、また既存社員との融合に注力する 後継者不在のために平成25年M&Aにて会社を売却。ヒト、カネで悩める社長を助ける社長のブレーンとなる。

「後継者社長へ、コーチングとは!」

2017-09-03 20:39:19 | 日記

社長と同行二人                H29.9.3

「後継者社長へ、コーチングとは!」

皆様こんにちは、お元気ですか?

 

 

今日は「後継者社長へ、コーチングとは!」

について私の経験や、セミナー、本、大学院での教授とのディスカッション、コンサルでの会話などから、考えを述べさせていただきます。

 

8月29日のセミナーには、17名の参加者、3名のオブザーバーの参加を頂き無事に終了しました。

 

これもお世話になった関係者の方々の御尽力の賜物と感謝しております。

また5名の個別相談も頂き、ますます私のミッション「後者者社長を、お金、ビジョン、ヒトの悩みから解放する」を完遂するために頑張ります。

 

今日は「コーチング」について私の考えを書いてみます。

少し前から巷に「コーチング」がはやっております。

私が考えるには、「コーチング」とは聴くことではでは無いでしょうか?

 

所謂「聞く」ではなくて話し手の内面の心を「聴く」ことだと思います。

部下は頭を整理する、新しいことをアウトプットするために「聴いて」貰える上司を本当は見つけようとしているのではないかと考えます。

 

毎日、会社内で色んなことが発生します。その一つひとつに判断が求められるのですが、その判断が正解か不正解か、社員は悩んでおります。

 

その判断基準を明確にするために上司は「コーチング」で聴いてあげることが必要なのでは。

良い上司は良い聴き手だと考えます。

 

また一方的に教えるのではなく、現状を認識させそれを改善するための質問をする、これが大切なことです。

 

我が師、東川先生は「良い質問が部下を育てると」言われております。

前職の社長時代それを実行しようと心掛けてはおりましたが、どうしても我慢できず質問より諌めることが先走ったと後悔しております。

 

しかし部下が自分で決めた目標を達成をする手伝いを上司がしますが、100%以上達成するために、上司がやり方、知識を全て教えることはありません。

 

上司は部下と一緒に、どのやり方がより良い成果を生むのか?どんな知識が必要なのか? これを見つけ出し、どのようにしたら手に入れることができるか?どうやって身につけられるか?を本人にさせて見せることが肝心です。

 

上司は部下を教えるのではなく部下に自分自身で「目標を100%達成するにはどんなやり方が良いか!どんな知識が必要なのか!を実感させて行動に移させる」このようなやりかたが「コーチング」かと考えます。

また皆様のご意見もお待ちしております。

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

また来週もよろしくお願い致します。