略  歴

 昭和28年生まれ。大学卒業後東京のプラスチック商社入社。主に新規開拓従事4年間で約20社のユーザー獲得。入社2年目で2年間に3件の貸し倒れ発生、債権回収で奔放。その後名古屋支店転勤、商習慣の違いで悩むが新規開拓15社開拓。昭和61年父が経営する典型的な家業に入社。専務取締役を経て平成7年社長就任。在任中に売上げ3倍以上自己資本比率3.5倍、借入金を実質0円に減少させ家業から事業への脱皮を図る。自創経営を導入し、人材教育を重点的に行い中途採用から新卒者採用へ、また既存社員との融合に注力する 後継者不在のために平成25年M&Aにて会社を売却。ヒト、カネで悩める社長を助ける社長のブレーンとなる。

「部下の育成、その3」

2016-04-24 19:16:18 | 日記
社長と同行二人                H28.4.24
「部下の育成、その3」
社長の皆様こんにちは、お元気ですか?
今日は「部下の育成その3」について自分の反省と経験を述べさせていただきます。

今日で新社員の入社から約3週間たちました。
皆様の会社では、新入社員の具合はいかがでしょうか?

私の経験では1ヶ月、3ヶ月、1年、合計3回の新入社員の離職ピークがあると考えます。

まずはゴールデンウイーク後、1ヶ月経験し、学生時代思い浮かべていた社会人生活と大きなギャップを感じるころです。
前職の時も、15年間くらい新卒採用して1ヶ月で3名くらい退職したと思います。

その経験から、先週も書いたように先輩の「サポーター」を一人ずつに付けました。そのサポーターには毎日、新卒者のランクアップノートを見て、長所をほめるように指示を出しました。

やはり人間は褒められるとやる気が出てきて、この退社の考えが湧き出てくる一ヶ月を乗り越えることが出来ました。

もちろん先輩のサポーターだけではなくて、部長、社長のランクアップノートに赤ペンで「成長した部分」を重点的に見つけて、添削し本人に一言添えてノートを返却する、こんなことを毎週、毎月繰り返しました。

次は3ヶ月後、夏休み前後、遠くから通勤している社員が実家へ戻るころですが、彼、彼女らが、戻る前に両親へ手紙を書いて送りました。

特に成長、進歩した点を大げさに書いて、地元の名産物と一緒に送りました。
このようにして3ヶ月目の離職を防ぎました。

1年後の危機に際しては、先輩社員として新卒者採用時の会社説明会のスピーチ役、会社訪問の際の説明役等、新卒者の先輩社員としての多くの役目を命じました。その結果、責任感が出て離職を防ぐことができました。

皆様はどのような手段で、新卒者の離職を防ぎますか?

今日もお読み頂きありがとうございました。
また来週もよろしくお願い致します。