青カケス

2007-09-17 12:24:39 | 日記帖
「オウエンのために祈りを」の語り手、ジョン・ホイールライトは1980年代後半の「現在」では、カナダのトロントに在住している。
彼が(ベトナム戦争の)徴兵忌避の手段としてカナダに移住したかそうでないかは微妙なところなので物語を読んで判断するしかないが、彼はもうアメリカ合衆国に戻るつもりはない。

アメリカ文学の話を持ち出しても関心がないMに、トロント・ブルージェイズを持ち出してみた。
わたしはメジャー・リーグ(MLB)は、USA国内のリーグだと思いこんでいたが、そうではないことが小説を読んでいてわかったからである。

さすがによく知ってましたね・・・
ウィキペディアと同じくらい、よく知っていました。

もうひとつモントリオールにも1チームあったんだけど、アメリカに移ったから今はトロントだけ、とか。
ワールドシリーズで二連覇したことがある、とか。

「小説の中で、カナダ人はブルージェイズに夢中になっていて他のことに関心がないみたいだ、って書いてあった」
「1990年頃じゃない?当時二連覇したんだよ」
移住したアメリカ人が語り手の本だと言ったら、徴兵逃れした奴なんだろう?と敏感に反応。
ニュー・ハンプシャー州とオンタリオ州は近いこと、アメリカ人ならモントリオールには行かない(フランス語圏だから)、やっぱりトロントだと、自分が移住する予定があったのではないかと思えるくらいに熱心に説明してくれた。

「よく知ってるね」 「これくらいは常識、貴女が知らないのは若いときに勉強してないから」
へい、その通りです。

写真は、ブルー・ジェイ(青カケス)。
ブルー・ジェイズで殿堂入りした選手の名前も聞いたんだけど、その場で忘れた、というか左耳から右耳を通ってどこかへ行ってしまった。

~~~ちょきちょき~~~
興味がかけ離れている夫婦の会話はテクニックが必要。
うちの場合は上手に水を向ければ、会話はそこそこ弾みます。 そこそこ、ね。(笑)



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