おばあちゃん画家たち

2007-09-23 11:21:15 | 芸術・芸能系
mokurenさんmomotanさんのところで、ターシャ・テューダさんが紹介されていました。

わたくしね、しばらくの間 グランマ・モーゼスと思いこんで読んでいて、あれ?なんかちがうなぁ、このおばあちゃんは今も健在だから別な人だと気づいて、絵本作家のテューダさんだとようやく理解したのです。

ターシャ・テューダの絵本を1冊だけ持っています。
キリスト教色の濃い、クリスマスの物語だったと思う。 そうだ、「こねこのクリスマス」だ。 テューダさんの絵とは知らずに買って、あとから あのテューダさんなのかと。

森に迷いこんだ子猫が、サンタのようなイエス・キリストのような人に助けられて、ふたりの男の子がいる農家に<クリスマス・プレゼント>として届けられる、という内容です。


女性写真家のネール・ドールが、若い頃のターシャさんを撮影しています。
友人同士だったようですね。

戦争中(WW2)の写真で、ネール・ドールがニュー・ハンプシャー州のターシャさんの家に疎開(?)していた時。
写真集「Mother and Child 」から。


もうひとりのおばあちゃん画家は、グランマ・モーゼス(1860~1961)。 ヴァーモンド州の娘さんの家に移り住んでから絵筆を取ったのですが、当時もう75歳。 でも、長生きなさったから、25年間の作品があります。 

損保ジャパン美術館にグランマ・モーゼスの常設コーナーがあって、絵が好きな私の母親のウンチクによりこの人を知ることになりました。
典型的なへたうま系でして最初は好きではなかったのですが、至近距離でじっくり見ていると楽しい。
今ではわたしが好きな画家のひとりです。


グランマの絵をたくさんご覧になりたかったら、ここここを。

彼女の場合は心象風景を絵にしていたようです。
写真を材料に、子供の頃や、農婦として過ごした時代の思い出を描きこんだ作品です。

この写真は何歳くらいだろうか。 90歳以上には見えるけれど・・・
75歳から<ひと仕事>できたことが羨ましい。



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