ホノルル美術館

2008-11-02 20:24:18 | 旅日記
買い物は前の日に2時間かけて済ましてしまった。 真珠湾に行ってみようかと思ったが、オプショナルツァーは朝6時半集合だと言われて辞退、地元バスに乗って行くのは面倒だと連れが申しましたのでこれも取りやめ。

日本人観光客向けの無料のトロリーバスでアロハタワーへ行き、そこからホノルル美術館まで歩いて行くことに。

オフィス街、官庁街、公園を抜けて、40分くらいかかった。
日本人観光客にはたぶんひとりも会わなかった。

気温はそう高くはないが、陽射しがきついので、舗道を歩くときも<影側>を選んで歩いた。
公営病院側のバス停にはお爺さんとお婆さんが鈴なりに待っていて、日本と病院事情は一緒らしい。 そういえばバス停にいたのは肌が有色の人ばかりでした。


ホノルル美術館の外観。

朝11時頃だったと思います。
館内には日本人観光客はいなかった。 てっきり観光スポットなのかと思ったのに意外だったわねと感想を言ったら 「ワイキキで買い物しているネエチャンはここには来ないと思うよ」と連れが述べた。 (連れは、美術館に来たのは20年振りなんですけどね)

Honolulu academy of Arts


全世界のオブジェを、地域別に分けて展示をしている。
アジア、ヨーロッパ、ハワイ、オセアニア、アフリカ、アメリカ。 
アジアについては、中国、日本、朝鮮、インド、東南アジアともうひとつ細かな分類になっていた。
この日は常設展示だけだったが、作品の数ではたしかに圧倒された。

冷房のある展示室と外気にさらされた中庭とを出たり入ったりする仕掛け。 
「何故かくしゃみと鼻水が止まらなくて落ち着いて見れなかったのが残念。」
これはどなたかのホームページで読んだものだけれど、実はわたしもそれに近い、目がちかちかしてクシャミが出そうで苦しかった。 
カビだったのかしら。 なんだろう。


ワイキキ海岸はかつては沼地で、そこを埋め立てして人工に作られた海岸である。
上の絵は埋め立て前、ホノルル美術館のハワイの展示室にあったもの。
このことは知ってはいたものの、見比べると感慨深い。

美術館の展示品については、多彩だけれど底が浅いという印象。
あ、これは・・・というものはなかった。
ただし、先ほども書いたとおり目鼻のアレルギー症状による体調不良で感受性が鈍っていた可能性もある。

地元の小学生がここで校外授業を受けているのを見て、子供たちが世界を知る第一歩として貴重な場所だと思った。 ここは(観光客向けではなく)ハワイ州の住人のため美術館なのだろう。

~~~ちょきちょき~~~
ホノルルにいらっしゃったら是非とも来館なさってくださいね。
美術館の建物がとても良かった。
アジアの美術品収集には特に気合いが入っています。 日本の展示については???なのもありましたが。(笑)

そうそう、audreyさん。 ワイキキ海岸はnarrow beachと呼ばれているんですね。 わたしは知らなかったけれど連れは知っていました。 もともとは沼地だったのですからビーチの砂も運んでくるしかなかったわけです。



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