荘日記

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荘之助の日常を綴った日記です。

200907 テニアン旅行記 2日目

2009-07-18 16:25:50 | テニアン
朝食は、PAPA COCONUTS INNのモーニングをいただく。
michiさんご馳走さまでした。

特筆すべきは、レモンティー!!
紅茶に添えられているのはローカルレモン。
このレモンの香りがすばらしく、紅茶との相性がいい!
PAPA COCONUTS INNに泊まったら、ぜひ朝食を注文されることをお勧めしたい。
朝食の内容は日替わりのようなので、レモンティーにありつけたらラッキーなのかもしれない。

朝食をとったら、タガパークの前で行われている発掘調査の見学に行く。

みんなと一緒に古代チャモロ人の遺骨を見学。

このときは、チャモロ人の男女各1体づつが発掘されていた。


↑こっちが女性(のはず)


↑こっちが男性(のはず)

発掘調査は、今日からは終盤らしく、遺骨にプルメリアを供えて供養している。

骨はこれからハワイに送られてさらに調査されるらしい。

ちなみに、本当ならこの発掘現場には立ち入れないのだけど・・・
白爺さんの人徳のおかげで、特別に入場を許可されて、写真をとらせてもらえた。そのうえに貴重なお話までうかがうことができた。

この写真(頭蓋骨)の前歯にご注目!

骨全体は茶色がかっているが、良く見ると前歯が赤茶色になっているのがわかるだろうか?
これは、古代のチャモロ人がこの時代からプグァ(ビンロウジュ、ビートルナッツ)を嗜んでいた証拠だそうです。

この写真はタガパークの前の道路の端の地層。

この地層からは、日本統治時代、スペイン統治時代、古代チャモロの時代が読み取れるそうです。

発掘現場を後にして、一路クリスタル・M・ファームの農場へ。

ココではさまざまな植物が栽培されているがプグァが主になっている。
農場の入り口にはパンの木があって、実が落ちていたから拾ってきた。
実は小さいけれど、食べられるかもしれないとのこと。
日本に帰る前に丸焼きにしようと思う。

お昼ごはんはみんなで中華を!
ハンシャン・スーパーの隣の中華レストランで食べることにした。
エビチリ、ナスの味噌炒め、空心菜の炒め物、麻婆豆腐、をいただく。
どれもおいしい。
中華を食べるのは久々。
食べた後もたれるかなぁと思ったけど、そんなこともない。
テニアンで中華を食べるなら、ココが一番だと思う。
ってゆーか、ホテルのレストランを除けば、中華レストランはボクの知る限りココしかない。
ダイナスティーホテルの中華は食べたことがないからわからないし。だから、ボクとしては中華レストランのテニアンNo.1はココ。
ちなみに、テニアン(おそらく北マリアナ)では、同じレストランでも「その日のシェフが誰か」によって、味がだいぶちがうことがある。
つまり、おいしいときとマズイときがあっても不思議ではないし。それがテニアンの日常でもある。
ファミレスでも、コンビニでも、均一化されていることが当たり前の日本人の感覚からするとちょっと信じられないかもしれない。
でも、それも旅の楽しみというか、自分を成長させてくれる経験になったりする。

さて、おなかがいっぱいになったら、お次は・・・
伸びきった髪の毛を切りにGizelleへ

テニアンで髪の毛を切るのは初めての体験。
テニアンの美容室は、フィリピン人のバクラ(おかま)が美容師をしていることがあるらしい。
男性がカットをしてもらうときには、前髪を切るときに目をつぶってはいけないらしい。
目を閉じると何が起こるのかは・・・
このGizelleという美容院はmichiさんご一家ご推薦。
女性の美容師がいて、腕もなかなかだそう。
髪の毛を切るときには、いつも踏み切れないでいる。
理由はいろいろあるけど・・・、どんな髪型にしようかと迷うのである。
だから、いつも長くなってから切りに行くパターンが多い。今回もそう。
どんなふうに切ってもらうか、そして英語ができないのにそれをどう美容師に伝えるか、これが問題である。
そこで髪型もmichiさんご一家のアドバイスを受けて、サンプルをプリントアウトしてもらい、それを持って切りに行った。
michiさんご一家のアドバイスだとココは、何も言わないでいると「短くされる」傾向があるらしい。だから、長めの髪形のサンプルを持って行った。

仕上がりは・・・
やっぱり短くされちゃった。
でも、お気に入り。

Gizelleを出ると、目の前には日本統治時代の名残テニアン消防署がある。

コンクリートの壁には「テニアン町消防組」と記されている。


その後は、テニマジさんに頼まれたオクラとドンニの生育状況を確認しに、山の上のフロスティーボーイハウスに向かう。

でも・・・
草が生えすぎていて、とうとういずれの生育状況もかくにんできず。。。
かわいらしいフロスティーボーイハウスだけど、ココには掲載しませんね。
テニアンのどこかにあるんです。

お次は住吉神社へ。
行く途中に書かれている看板は何故だか、すべてが「テニアン神社」とされている。
これは間違いで、正しくは「住吉神社」
おそらく、現在の神社の石柱に「天仁安神社」と書かれているのが原因だと思われる。
これまたおそらく、この石柱の文字は、最近になって入れられたものなのではないかと思う。



テニアン神社の鳥居

何かの本で読んだけど・・・
ココは夏祭りとかでは、大変にぎわったらしい。
この神社は、山の上に位置しているんだけど、ココまでの道のりを眺めてくると、その当時の賑わいやら、楽しさを感じられる。

鳥居をくぐって石段を登っていくと途中にお清め処がある。


さらに進むと途中に小さな祠が・・・

シーサーのような置物が守っている。
シーサーは、近年設置されたような雰囲気。当時からあるものなのかは不明。

石段の上を望むと

これまた、近年設置されたのではないかと思われる本殿が。

石段や祭壇の部分はおそらく日本統治時代のものだと思います。

本殿から鳥居方面を振り返るとこんな感じ。


鳥居のところまで戻って遠くを眺めると海が見えます。

ココからの眺めもお気に入りのひとつです。

その後は、スーサイドクリフへ。

ここで海亀を見ると、幸せになれるらしいが・・・
今回も見ることはできなかった。
スーサイドクリフには悲しい歴史もあるので、ここに来たら平和を祈りたい。

さて、この日のお夕飯は・・・
秘密です。(笑)


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5 コメント

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ありがとうでした。 (テニ・マジ)
2009-07-07 00:56:38
荘さん、貴重な時間を割いてくれてありがとう。
色んなものが朽ちてまた自然に帰ると思うけど、
きっとあの子たちも、自然に帰ったんだと思います。
いつか再会できたらいいな。
ありがとうね。
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Unknown (荘之助)
2009-07-18 16:50:47
テニ・マジさん
写真をPCに取り込んだから、また後でメールするね!

白爺さん・michiさん、どなたか、どちらの遺骨が男・女わかりますか?
ボクの記憶では上記のようなんですが・・・
自信がないんです。。。
返信する
Unknown (michi)
2009-07-19 12:01:30
合ってますよ。

白い歯の方は男性、推定17歳前後のティーンエージャー。片足がありません。

プガを噛んでいたというのは女性。推定3,40歳前後。

と、お聞きしました。
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さすが! (白爺)
2009-07-27 20:04:37
テニアンではお世話になりました。
流石!!ブログの構成には感服!
認知症の近い白爺には真似ができないとシャッポを脱いでいます。
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みなさんありがとう (荘之助)
2009-08-08 10:35:49
そうそう、michiさん思い出しました。
確かに、そんな説明もあったっけ。
ありがとうございます。

白爺様
テニアンではお世話になりました。
白爺さまのブログもデジブックに似顔絵(それも動く!)があったりと、ホント脱帽ものです。
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