昨年11月末に悪性腫瘍の除去手術をしたフク。生まれて初めての一泊お泊りだった。
内容はさっぱり分からないが、きっと全身麻酔をして、脇腹を掻っ捌いて腫瘍を取り出したんだろうな。
フクの居ない夜、手術は成功しただろうかと、そればかり考えて、寝たような寝てないような変な気分だった。翌日お迎えに行ったら、でっかいエリザベスカラーを付けて、悲鳴を上げるフクだった。
そこから週１回「抗がん剤の点滴」に通う事4か月。
漸く今日で終了となった。
先生が、レントゲンを見せてくれて、「今の所転移はしていないので、完治したと思って下さい」と嬉しいお言葉。
「何か気になる事がありますか？」と聞かれたので、実は、背中の足の付け根辺りに「小さなニキビ」みたいなコブがあって、それは、ガンのように大きくなる訳ではないので、気になりながらも、そのままにしていたのだった。
「先生、背中に小さいニキビみたいなコブがあるんですが、大きくはならないんですけど、これも、何か病気の兆候なのですか？」とお尋ねすると、ふ～んどれどれと背中毛をかき分けて、私が指さす所をチェックして下さった。
「ああ、これね、これは、チップが入ってるからね、ちょっと盛り上がっているね。レントゲン見てごらん、ここにあるでしょ？」と指さした方向に、ホッチキスの芯を小さくしたような「一」みたいな影が映っていた。
そこを虫眼鏡みたいな機械で、さする？と機械に数字が現れた。
「ほらね、こうやってちゃんと飼い主さんが分かるようになっているのですよ」
「ああ、そうだったのですね。悪い物かと思っていたので、一安心です」と言ったら、
「これ何かな～何かな～って、触ってたでしょ？あまり触らないようにね」と、丸で我が家の中を見透かしたようなお返事、うへぇ・・・
この4か月で、体重が200gも減って、8kgになっていたフク。血統書は「カニンヘン」だけど、ま、デブのカニンヘンだと思う事にしよう。
ヒトもイヌも、健康が一番です。太いとか足が短いなんてのは、取るに足りない事だと思うのですヨ。
私の足元で、私の枕をして爆睡する悪い子ちゃん(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡