1か月に1回、薬を貰いに内科へ行く。
老人への「お決まりセット」血圧、高脂血症、糖尿病に関する薬なのだ。
かれこれ10年以上飲み続けている、飲んだからと言って「空が飛べる訳じゃなし」「瓦が割れる訳でもない」
何の変化も無いので、飲んでいる。サプリと一緒。効いているやらそうでないやら訳ワカメなの。で、飲んでいる。
いつも、血圧測って「はい、120の70いいですね~、お薬出しときますね」しか言わないのに、珍しく「mioさん、血液検査して行く?」とさ。
「あ、はい、お願いします」と、指サック位の筒に3本採血して、今日結果を聞きに行った。
先生、結果を見て「はい、みな正常、ちょっと血の気が多いかな、ま、この調子でがんばって」と結果表を渡してくれた。
でも、沈思愚考する。ほんまに、私は健康なのか?
糖尿病の薬を追加した事で、半年でヘモグロビンA1cが「8強」あったのが、「5,5」
だからと言って、元気百倍になった訳ではない。反対に体力がぐっと落ちた気がする。
階段だって、登るのがしんどい。散歩も行きたくない。兎に角「動きたくない」
ナマケモノ種になりたいくらいだ。
オオタニ君が、力一杯スイングするのを見ると、
「私だったら、肘が反対に折れるやろな」と思う・・・
お散歩に行くと、若者があちこちで、キャッチボールやサッカーをしている。
とぼとぼ歩く私の側を走り抜ける若者のふくらはぎの逞しさよ。
人生まだ長いんだぞ。と娘に言えば、
「いんや、明日死ぬかも分かれへんで。今の内に好きな事せな、おもんないで」だってサ。