だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

教え方が下手くそ

2021年02月28日 | 手芸

お散歩中に会うおば様連は、どなたも器用で、洋裁も編み物も何でもござれの方々ばかりである。

Mさんは、私より多分5歳位年上で、ワンコ連の中でも「器用さは一番」の気の良いおば様である。

帽子はかぎ針編みのお手製、マスクも手縫いで自分の顔にフィットした上品な和柄のマスクをして、

アームウオーマーもレッグウオーマーとオソロで「余り毛糸で作ってん」と、淡々と教えて

下さる。

凄いなあ、私みたいに、昼寝して夜もきっちり8時間寝て、毎日1足を目標にしているものの

「目落ち」したり「糸が切れたり」でムキィとなって、途中でギブするようなアホタレではない。

 

そんな「洋裁編物なんでもござれ」のMさんと、今日もいつものワンワンパークでワンコ同士

じゃれ合っていた所、突然思いだしたように、

 

「そうそう、会う度に教えてもらおと思って忘れてた事があんねん」

「は?私が?お教えする事なんてありますのん?」

「今な、『一目ゴム編み』してるんやけど、うまくいけへんねん。あんたなら知ってるやろうと

思ってな、教えてもらおと思いながら、きのうも忘れてたんやわ、アハハ」とおっしゃる。

 

え?一目ゴム編みってあの「表編みと裏編みと交互にやるアレ」よね?

「一目ゴム編みだったら『まず手前から向こうに針を出して糸をすくって、

次に糸を手前に持ってきて、向こうから前に針を出してすくって

今度は糸を向こうに持って行って、手前から向こうに針を入れて毛糸をすくう』の繰り返し

ちゃいますか?」と説明したら、一生懸命聞いて下さって

 

「んん?あんたの言う事難しいわ~」とさっぱり理解できない模様。

エア編物じゃ分かれへんかなあ。ヒトに何かを教えるって難しい。