我が家は、都会によくある「鉛筆のような家」で、一階が玄関、2階リビングそして３階が個室である。
お散歩の場合、まず私が外出支度を始める。すると、フクは察しがいいものだから、「おっさんぽ～や～」と興奮してしまう。
ウインドパーカーを着たら、そのヨロコビはマックスになって、玄関のたたきの所では、ぎゃんぎゃん喜びの鳴き声を上げるのが常だった。
先日、丁度出た時ご近所のおば様にばったり会ったので、挨拶をしたら
「よー、吠えてはるねえ」とイヤミを言われた。そっか、犬が居ないお宅では、犬の鳴き声でも癇に障るのだろうな。
そこから玄関でキャンキャン言うのをやめさせようと必死なワタクシ。
玄関でキャンキャン騒いでいる時、マズルを掴んで「だめっ！」と怒る。
しかし、これは「犬の躾け」では「やっちゃいけない」らしい。マズルは犬の急所であり、頻繁にやると、犬のストレスになるんだそうだ。しからば、ぶん殴るってのは、どうやろか？？
これもダメ。犬は殴られた事は覚えていても、何故痛い目にあったか分からないんだそうで・・・・どうすりゃいいのさ。
ワンワン雑誌のオススメは「吠えたら、玄関内に引き戻して、無視する」んだそうだ。へ～～それでイケルんだね。
早速始めたのは3日前、相変わらずキャンキャンと五月蠅い。
「フク、吠えたらお散歩行かないからねっ！わかった！！」と声で怒る。すると、フク一瞬黙るが、ドアが開くと「きゃんきゃん」 あらま・・・・・玄関内に引き戻す。で、フクを無視する。
お母ちゃん、どうしたの？お散歩行かないの？みたいな顔で下から覗き込む。これを７回やった。
８回目、お互いくたびれて、しずしずと公園へ行った。
昨日は、5回、フクは「あれ？吠えるとお母ちゃんがうなだれてる。どうしたのかにゃ？」と思ったかどうか、何とかお散歩に行った。
今日、フクにリードを見せる。
「フク、分かってるよね？ここで『ワン！』とか言うたら、もう二度とお散歩行かないからねっ！！」と、ほっぺたを膨らませてオドス。
恭しくリードを付け、玄関の鍵を開ける。シンとしている。おや？フクったら、ほんまに吠えなくなってるやん♪
ドアを開ける、黙って外へ出る。そして、公園へまっしぐら。
一山超えた気分、┐(´∀｀)┌ﾔﾚﾔﾚ。
画像は先週5ミリカットして貰ったフク。だがしかし、ちいと寒いようで、ペコちゃんの側で小刻みに震えておる。
来月はシャンプーだけにしよう。