デイトレーダーの悲哀

いきなり冬気温になった関西地方であります。

お散歩も、のんびり構えていたら、気温がだだ下がりになるので、今日は3時半に出発。

こう寒いと公園も誰もおりゃしません。そんな中とぼとぼと歩いていたら、

後ろから、いつものデイトレーダーのおっちゃんがワンコさん連れでやって来ました。

私があてずっぽうの銘柄を言って、それを鵜呑みにして買ったら、三日で１５万モウケタと

言っていたおっちゃんです。

あれから、顔合わせる度に「どや！何かええ話ないか？」と聞かれるのが、ほんまに辛い。

今日も「さっぶいなあ、何かオススメの銘柄ないかいな」と言うので、

「そうですねえ、特にないけど、株式全体は好調じゃないでしょうか」なんて

当たり障りの無い返答をしたら、

「わしなあ、どうでも、後３００円は上がってもらわな、冬が越されへんねん」だそうな。

「え？株と冬と何か関連でもあるのですか？」

「カミサンがな、ケチでな、わしには、冬はコタツもアンカもくれへんねん。せやから、株があと３００円
上がったら、売って、ユニクロのダウン買おう思てんねん」

「へ～、でも、ダウンってお散歩用じゃないんですか？」

「いや、寝る時も着て寝る。でないとワシ凍死するかもしらん」と神妙な顔でおっしゃる。

ええダンナ様ですなあ(^_^;)