だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

姫ご乱心

2019年04月02日 | 旅行
今年17~18歳のめ~ぷる。 人年齢だと80代後半らしい。

お目目は白内障、数年前はヘルニア、婦人病の為、子宮、卵巣と4つのお乳を撤去?、尿管結石があるので、それ用の専用フードを注文している。満身創痍である。

ヘルニアは、ある朝突然、後ろ足がだらんと伸びて、前足だけで歩いたので、びっくりして獣医に駆け込み判明した。

獣医は、確率は五分五分だが手術をするか?と飼い主に聞く。100万円だそうだ。う~む・・・・100万円だして、人年齢で88歳以上のワンコに痛い思いをさせて、で、結局後ろ足だらんだったら、なんしてる事やわかりまへん・・・・と言う事で、痛み止めの注射だけで帰宅。

そこからネットで「ヘルニアの名医」を探しまくり、広島の動物病院迄走ったり、お灸したり、マッサージをしていたら、少しづつ回復してきた。

最初こそ、後ろ足専用の車いすに乗っていたが、あれは、歩く助けにはなるけど、乗ったままでは「オチッコ、〇んち」がしづらいようである。

家族の念力をめ~ぷるだけに集中させて、必死のマッサージが功を奏したのか、段々歩くようになり、今では、ちょっとおかしいけど、車椅子は卒業した。



日中は殆どパオで寝ている。

で、夕方になるとむくっと起きて、夕食もパクパク食べて、夜になると、パオで寝るのが習慣だった。

それが、最近、夜中に徘徊するようになった。いつもは息子の部屋で寝ているのだけれど、息子最近忙しくて留守がちなので、自分専用のパオのある息子の部屋に入れなくなったのが、ストレスになったのか。

爪をカチカチさせて、狭い廊下を往復する。真夜中、それが五月蠅くてうるさくて・・・

ボケたんかな・・・とも思う。綺麗な体型で見事なダップル、気品があって、ツンケンしていた姫ももうばあさんだ。

ちょっと歩く位我慢しよっかなと思っていたら、ぱったり足音が止まった。

真夜中、カチカチと言う爪の音が突然止まると、ドキ・・とする。途中で倒れた??

そーっと様子を見に行くと、あらま、ワンコのトイレで、必死でトイレシートを舐めている。

こわ~、化け猫が油を舐める事はあっても、犬がシート舐めるのってアリかい?


姫ご乱心



呼びかけても知らん顔一心不乱で舐めているので、まあ、サラピンのシートだし、いいっかと、そーっと部屋のドアを閉めて、耳栓をして寝た。

翌日娘に「昨晩、め~がシート舐めてたのよ」と言ったら、オシッコシートって、ちょっと甘いらしい。マジカ!

「マジやで、ウソやと思うんなら、舐めてみ」と言うけど、オヤツとかフードは食べてみるけど、シートを舐める勇気は、まだ無い。